【urt】私と兄とお友達【skt】

さんじゅうさんわ ページ34

「おーしゃんびゅー？」



坂田「おーしゃんびゅー！！！」



「…とは？」



坂田「え？…おー、しゃんびゅー。」



「…わかんない…」



坂田「…ちょっと待って、ググっていい？」



「頼むで…」



学校から帰ってくると、満面の笑みのさかたん



いつも以上にテンションが高くて何があったのかと思ったら



おーしゃんびゅーとは



坂田「あ！海の見えるホテルやって！！そこ行こう！！」



「え？いや、ていうか知らないで行こうって行ってたの…！？」



坂田「センラがな！！5人で行こうって誘ってくれたねん！！あ！5人ってな？センラとまーしーとうらたさんと俺とAな！！」



「えっ、え、えっと」



坂田「夏休み入るやん！！3泊くらいでいってさ！！海入って、花火とか！美味しいもの食べてさ！！」



「えっ、っと！」



勢いがすごくて追いつけない



坂田「な！いくやろ！？」



こんなにキラキラした笑顔で行こうって誘われて、断れる人がこの世界に存在するとは思えない



「わ、私がいても迷惑じゃないかな…？」



坂田「もーっちろん！！！」



「じゃあ、行きたいな」



坂田「なっ！！！」



なんかよくわかんないけど勢いで決まった旅行



でもやっぱり高校生ですから



普通に楽しみなわけですよ

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