理由なんかいらない (ページ1) - 小説

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「なぁ零」

「あ？」

「ミリとさ行ってる公園あるじゃん？そこにさずっと座ってる高校生ぐらいの子が居るんだよ」

「だからなに」

「いや、大丈夫なのかなーみたいな？」

そう、最近ずっと公園のベンチに座ってる女子高生が居る。

なにしてんのかよく分かんねーけど誰かを待ってる感じ。

「一輝パパ！ミリ公園行きたい！」

「え？今日雨だぞ」

「やーーーだぁーー！！行きたい行きたい！」

「行ってこれば？」

「零が行けば？」

「雨だからやだ」

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作者名：麗 | 作成日時：2023年12月27日 15時