【文スト】自刃しようとしたら路地裏にいて幼女趣味に捕まったんだが

『さぁて、取り敢えず死にたいからね( ＾ω＾ )』 ページ23

『すいません首領。よく分かんないですね。』


森「だからこれが白君のドレスだよ(満開の笑み)」


『これを?』

森「うん」

『私に?』

森「うん」

『着ろと?』

森「うん!」


あっだめこの人は殴っちゃ駄目だってもう収まんねぇ




バゴオオオオオオン...


エリス「白ったら。また壁壊してる!」

『すいません。一寸ぶつけるしかない怒りがですね。』

森「修復費ェ...まあいいや。頼むよ白君!確実に成功させる為だよ!」
『それはそうだが露出が凄いぞこの幼女趣味どんなの注文してんだもう存在感ごと消えてくれないか。』

森「いつも以上に可愛い部下が辛辣過ぎて私泣きそう。」

エリス「大丈夫よいつも私といるときは白これ以上に辛辣よ!」

森「エリスちゃんにとってのフォローとは...可愛いから許す」←


問題のドレスは、少しゴシックな黒を基本としたフリルたっぷりのドレスだ。肩と胸元、背中を大きく出し、スカートはふんわりと大きく広がって足首まである。肘辺りまでの長袖であり、黒いレースが覗いていて、スカート部分は正面は黒いレースが見えるが、他のところはラメのある縁に金の刺繍が施された黒い布に覆われていて、少し昔のドレスを思わせ
た。上半身にも多くの金の刺繍がある。

『これ、首領がエリス嬢に着せたい感じのを大きくした感じでは。』

森「うーん...まあそれもあるけど、エリスちゃんがこれなら白い白君に綺麗に映えるって云うからね?」

『エリス嬢が云うなら...。』

森「扱いの差が...後はこれらだね。」

そういって首領が取り出した箱には...

『鑚石(ダイヤモンド)...ですか?しかも相当な上物...。』

とても美しい輝きを放つ鑚石の久美飾 (ネックレス)と美々飾(イヤリング)、そして髪飾り。相当な値段だろう。

森「黒に白い宝石はよく映えるからね。大事に身に付けなさい。」

『はい。...それで、打ち掛けは?』

森「ああ、これだね?」

少し奥に隠れて置かれていた打ち掛けを首領が持ってくる。


ドレスとは対称的に、白い。鶴や椿などの美しい刺繍、金の松の刺繍など、品が良く、縁起がいい印象だ。帯はこれまた金色で、さまざまな花の刺繍が銀で施されている。
髪飾りも、どれも高級なものだろう。漆塗りに金箔で細やかな絵が描かれている。

森「綺麗だろう?これくらい気合いをいれてるのだよ。しっかり成功させなさいね?」

急に幼女趣味から首領の顔になったが、次の一言で台無しだった。

森「ああ、着たらまず私のところに来なさい。エリスちゃんと写真撮るからねっ!!」

おい、首領また幼女趣味の顔面だぞごらぁ。

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