【文スト】自刃しようとしたら路地裏にいて幼女趣味に捕まったんだが

『治療の時間だっ!!!』← ページ12

『って、終わるかあああああああああ!!!』

イラッとして思わず壁にヒビ入れた←

白装束は脱ぎ捨てて、ここの正装かよく分からないけど
白いシャツと黒いズボン、黒い外套を来て、壊滅させた組織から持ち去った箱に入っていた簪で髪を頭で纏めて止めている。

中也「手前ぇ...壁壊せるらしいなぁ...?」(黒笑)



不 味 い 見 ら れ た 。

『書類に苛ついた結果だ。』

溜め息をつきながら机に突っ伏す。
現在夜１０時。しかも組織壊滅させた当日。
目の前に山のように積み重なった書類に目を通しても、
教育このマフィアに入った私には全くもって分からないものばかりだ。


『彼奴は仕事をしないヤツとみた...。正直云って私には出来ないぞこれ...。』

中也「だと思ったぜ...。なんせ幹部の書類なんて重要書類ばっかだからな。」

『寝たい...そういえば私って部屋あるのか?』

中也「ああ。今日はまだ家の方は用意出来てねぇから、マフィア内の空き部屋を用意したってよ。」

『成る程...。ところで短刀』中也「持ってねぇよ。」

『はぁ...。もう寝よう。』

中也「じゃあこれ、部屋の鍵な。あと、明日から朝は倉庫集合。手前の身体能力訓練だ。」

『...分かった。おやすみ。』



鍵をぶら下げながら歩くと、思いっきり何かが崩れる音がした。

耳をすませると檸檬だとか科学の神秘だとか聞こえたので無視しましたまる。←

部屋に行く途中で誰かにぶつかった。



『あっ...すまない。』
慌てて謝罪し、顔をあげると、ぼろぼろの顔色の悪い黒外套の青年がいた。

?「...貴様は」


『今日から幼女趣味げふんげふん首領に拉致られて半強制的に入った白だ。』←

?「貴様がっ...太宰さんのお気に入りだとっ...!!」

いきなり黒い獣みたいなのが襲いかかってくる。
其れを避けながら近づき、青年の肩を押さえ込んで、顎を手のひらで上げる。

『まあまあ、何のことだか分からないが落ち着け。怪我が痛々しいぞ。ほらっ』

?「がっ!!」←

部屋へ持ち込もうとしてた救急箱の消毒液を頬へかける。
怯んだ隙に外套を脱がせてシャツをひっぺがした。

?「なっ!!やめっ!!」

『怪我人は大人しくしてろ。』

器用に押さえ込んで上半身は全て消毒し、包帯、絆創膏、ガーゼで傷口を綺麗に包み込んだ。

『はいよっと。さっ、お大事にな。』

治療が終わったのでさっさと退散。



?「何なのだ...っ...!!」僕意味が分からない←

意味が分からない上半身裸の青年は
一人廊下に取り残された←

『これは酷い』→←『身長小さいと思っても自分の方が小さくて何も云えない。』←

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