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3話:そっくりさん ページ4

モブside


こんにちはこんばんは、
僕は影山茂夫です。
今訳あって街のベンチに脳感電波部の
トメさんと超能力者探しをしています。


トメ「どう?モブ君。
超能力者は見つかった?」


トメさんはお菓子を頬張りながら
僕に質問してきた。


モブ「いえ、まだ…」


僕は辺りをキョロキョロするが、
超能力者らしき人は見えない。

でも薄っすらと能力は
感じるんだけどな…

ん、あれ…?


モブ「師匠…?」

トメ「ん?師匠ってモブ君の?」


おかしい…師匠から能力を感じる…

僕は駆け足で師匠の方へ向かった。


トメ「ちょっ、モブ君?!」


トメさんは僕を呼び止めるが
僕は御構い無しに師匠の元へ走った。


モブ「ししょ…師匠!」


僕は師匠の腕を掴み、こっちを向かせた。


霊幻?「?師匠…?
誰かと間違えてない?」

モブ「え…悪ふざけは
やめて下さい師匠…」


僕は師匠が発した言葉に
不快を感じながら話す。


A「いやいや!マジで
俺は師匠じゃないって!
俺の名前はAだよ!」

モブ「え…じゃ、じゃあ師匠の
そっくりさん…?でも凄く似てるし…
声も一緒なんだけどな…」


どうやら師匠じゃなく師匠の
そっくりさんだったようだ。
凄く似てるけど…
あ、でも師匠じゃないから
能力を感じるのかな…?


A「へえ、俺にそっくりな人って居るんだな!」


パァッと言う効果音が鳴りそうな
程のキラキラ顔で顔を
僕に近づけてきた。


モブ「あっ、は、はい。
本当にそっくりです…
あ、写真見ますか?最近誕生日
だったので写真撮ってたんですよ」


僕は携帯を取り出し、
写真フォルダを開いて
師匠の写真を画面に映した。


A「おぉ…!マジで
俺にそっくりだな…!
ここら辺に住んでんの?」

モブ「あ、師匠の家は分から
ないんですが、霊とか相談所は
徒歩でいけますよ!」

師匠「霊とか相談所?何それ!」

モブ「僕と師匠が、悪霊に困ったり
してる方々を助ける所ですよ!」


僕は久しぶりにわくわくしながら
相談所の事を話した。
師匠にそっくりな人も、
キラキラしながら僕の話を聞いている。


A「へぇ!なんかかっこいいな!
…ね、その相談所に俺も連れて……」

「あ!居たぁ!!おいA!!
今任務中だろ!サボんな!!」

A「うわ…出た…」


師匠にそっくりな人が何か
言いかけた時、フードを被ってる
背の高い人がその言葉を遮った。

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作者名:あらた | 作成日時:2016年10月10日 12時

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