【文スト】真冬の夜に太宰さんに会ったらトリップしちゃったんですが……(汗)Part2

５８話 ページ13

『………………』

太宰「国木田くーん！
私ー、疲れたあー。」

仕事を始めて約20分後の状況。
あんなにやる気満々(？)だった太宰さんが、今ではデスクに突っ伏している。
なんだか、真夏の陽射しの下に放置されたソフトクリームの様に、やる気の欠片も見えない。

国木田「貴様、Aを連れて来た時の報告書もまだ仕上がってないんだぞ！
好い加減シャキッとせんか！シャキッと！！」

国木田さんが、太宰さんに向けて怒鳴る。
けれども太宰さんは、ぶーぶーあーあー云うだけで、一向に仕事をする気配が無い。
すると、誰かに肩をとんとんと叩かれた。
振り向くと「シーッ」と唇に人差指を当てた乱歩さんが居た。
私が疑問符を浮かべていると、乱歩さんは手招きをした。
私はそっとデスクから離れ、乱歩さんの方へ行った。

『どうしたんですか？』

私が聞くと、乱歩さんは一寸悪戯っぽそうな顔をして云った。

江戸川「太宰に仕事をさせる良い方法、思い付いたんだ！」

すると乱歩さんは、私の耳元に口を近付けて、ひそひそと話し始めた。

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4月29日は中也の誕生日でしたね！
ちょっと遅くなってしまいましたが、

Happy Birthday！中也！！

新しい帽子でも貰えたかな？(笑)

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