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私が次に目を覚ましたのは何処かの家だった。
もう、目を覚ますことはないと思っていたのに…

風:起きたか…

体を起こして横を見ると風間さんが座っていた。
他には誰もいない。

私…
生きてる…

何処も痛くない…


あの時、狼に言われて自分で刺して…


風:蓮華様は最期にAの傷を癒して消えていった。最後まで付き合わせたからだと言って。

私はどうしてそんな大切なことを忘れていたのだろう…
蓮華には何度も助けられた。
私だけでなく、新選組のみんなも。

A:蓮華…ありがとう…

私は布団に顔を埋めた。
目からは涙が流れている。

残りの命生きるよ…
蓮華が助けてくれた。
私が初めてこれからを生きたいと思えた。

A:風間さん、これからも一緒に…いてくれますか…?

私は布団に顔を埋めたまま言った。
恥ずかしくて顔をあげられなかったのだ。

風:愚問だ。

風間さんは私の顎を持ち、口付けをした。
私はまともに風間さんの顔を見れなかった。


風:姿が変わっても、俺の気持ちは変わらん。

姿が変わっても…?
私は風間さんに手鏡を渡された。

その姿は髪は銀色、目は赤と淡い青。
角は生えていないが、まるで鬼のようだった。

最終話→←別れ



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美奈(プロフ) - いえいえ見たくて見ただけですから。私何度も読みたくなる小説ですよ! (2013年11月3日 7時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 美奈さん» こっちも見ていただいてありがとうございます♪ (2013年11月2日 22時) (レス) id: 83ead9408d (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - こんにちは、見ました最後までもう涙がやばいです!優しい主人公ですねすごく感動したいい作品ですね^  ^ (2013年11月2日 9時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - こんにちは、見ました最後までもう涙がやばいです!優しい主人公ですねすごく感動したいい作品ですね^  ^ (2013年11月2日 9時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 花椿さん» そーなんだよ… (2013年10月16日 18時) (レス) id: 83ead9408d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミク | 作成日時:2013年8月14日 21時

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