本当の約束【こ.ろ.ん】

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ころんｓａｉｄ



さ「おっ食べてるねぇ。」






さとみくんが、ショウガ焼きの乗ったプレートをもって椅子に座る。






こ「振ったんでしょ？どうせ。」






さ「こういう時だけ、頭が使えるんだなぁ。」






こ「はぁ？」






俺が、勉強できないみたいな感じの言い方やめろっ！






まぁ、そうなんだけど・・・。






『結局、さとみはどんな女子が好きなの？』






さ「うーんまぁ、いつでも叱ってくれる人かな？」






何それ・・・。






いつも、叱られたいってこと？？






ドＭやんっ。






『えぇ？でも、さとみってドＳっぽいけどなぁ。』






こ「それな。性癖めっちゃもってそう。」






さ「俺が、性癖を語り始めたらすごいことになるけどいいの？」






『やめとくわ。』






こ「うん・・・。」






さ「言っちゃうと、いやがってるところを見たいというか？」






『何、その性癖ｗｗ』






ってかさ・・・。






それってさぁ。






さ「あと・・・、運動神経も結構よくて、勉強もそこそこぐらいの人。」






『へぇ、そんな人がいるといいね。』






全部、Aに当てはまらない？？






勉強も、運動もそこそこだし。






なんか、手を出すとすぐに嫌がるし。






こ「そっそれってさぁ・・・。」






さ「ん？」






さとみは、きょとんと返事をする。






こ「いや、なんでも。さとみの性癖ってすげぇな。」






さ「これは、自慢できるレベルだよなぁ。」






『自慢することじゃ、ないでしょ笑』






さ「でさ・・・？」






話に入れない。






俺だけ、入れない。






もっと、Aと話したいのに。






やっぱ、Aはさとみみたいな、完璧系が好きなのか？






俺は、肩を少しすくめ、紅茶を一杯飲んだ。






・・・ミルク入れればよかった・・・(´・ω・`)

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