大事な ページ28
『おはよう!』
り「あ!ころちゃん大丈夫だった?」
る「そうです!」
学校に来ると、すぐに4人がかけつけてきた。
『大丈夫。今日には退院できるって。』
ジなるり「よかった。」
みんな心配してたんだ。
さすが、固い絆でつながっておりますな。
なんとなくホッとすると自然にさとみところんの声が頭の中に流れる。
『はぁ。』
そっとため息を一つ。
×××××××××
ななもりsaid
A大丈夫かな?
俺の目には、Aの笑顔が作り笑いにしか見えなかった。
な「ジェルくん。」
ジ「なんすか?なーくん。」
な「Aのことが心配なんだ。」
ジ「それはわかるけど、直接本人に聞くのは・・・。」
それだ!!
な「ジェルくん、俺ちょっと行ってくるわ。」
俺は、Aのところへと走っていった。
ジ「まっいっか。なーくんならなんとかしてくれるでしょ。」
×××××××××
Asaid
うまく笑えてるかな?
今は、ころんとさとみのことしか頭にない。
もう、帰りの時間になってしまった。
さとみ、どうしたんだろう。
なにかあったんじゃないか。
私の胸はドクドクとなり続けていた。
な「A。」
『なっなーくん?どうしたの?』
なーくんにただひたすらに引っ張られていった。
××××××××
『どっどうしたの?』
な「悩みがあるなら、俺らに言えばいいんだよ?」
『・・・!』
私は、気まずくなってうつむく。
急にそんなこと言われても。
な「一人でため込んでても意味ないよ。俺らに言ってよ!友達だから!」
『とも・・だち。』
そうだよ。
私、友達のこと忘れてた。
私には、頼もしい友達がいるのに。
『実は。。。』
私は、昨日あったことをすべて話した。
あと、さとみのメモのことも。
な「そうだったんだ。」
なーくんはあっけにとられたのか、ため息をついた。
『私、どうしたらいいのかわかんなくて。ころんとは約束したし、さとみは・・・っ』
私は、いつのまにか泣いていたらしい。
目のまわりがヒリヒリして痛かった。
な「自分の気持ちなんじゃない?」
『自分の?』
な「今一番会いたい人のところに行けばいい。」
『一番・・・。』
な「ころんに会いたいなら病院に行けばいいし、さとみに会いたいなら探しに行けばいい。」
『ありがとう。なーくん。』
ありがとう、友達。
私は学校を出て、病院への道に背中を向けた。
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つくし(プロフ) - 匿名さんさん» 本編には書いていませんが、一応お父さんが出したという設定にしてます 。わかりづらくてすいません…。 (2019年1月6日 10時) (レス) id: ad001c401a (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - ガチレスすみません。でも、死亡届を出さずに、土に勝手に遺体を埋めたら、死体放棄で捕まりますよ (2019年1月6日 0時) (レス) id: 54b915f336 (このIDを非表示/違反報告)
よつば(プロフ) - 終わっちゃったぁぁぁぁぁ(´;ω;`)新作頑張って! (2018年11月22日 20時) (レス) id: b9a1388583 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 来葉さん» ぜひ見てやってください。ありがとうございます!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: 9f5bb09179 (このIDを非表示/違反報告)
来葉(プロフ) - つくしさん» うあああ書いてください!!絶対見ます!!あっあとうちの小説見てくれてありがとうございます!! (2018年11月19日 16時) (レス) id: a2599d9db0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくしみん@浮上中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukusichan1/
作成日時:2018年10月30日 20時