夜 ページ23
さ「さて、みんなどこで寝ますか?」
いつのまにかみんな風呂に入って寝る時間になっていた。
『布団は、何個?』
さ「2つ。だから、Aがどっちにくるかって話。」
『いやっ勝手に決めんなっ!』
こ「俺んとこ来る?ねぇ、来る?」
『どちらでもどうぞ。』
さ「じゃんけんしかないか。」
こ「いくぞ。」
さこ「じゃんけん・・・」
さ「グー!」 こ「パー!」
こ「よっしゃー勝ったぜ!」
じゃんけんでそんなに喜びますか・・・?
まぁ、可愛いから許すけど。
『じゃあ、これで決まったし寝よっか。』
さ「明日も早いしなぁぁぁ。」
こ「明日、用事あんの?」
さ「Aの家の人に了承を得ないとね。一緒に住むっていう。」
『了承得なきゃいけないよね。』
その時、ころんの顔が一瞬切なく見えた。
・・気のせいか。
『うちのおじいちゃん。頑固だから説得大変だよ。』
さ「まぁ、がんばるから!」
『頑張って。横で応援してるわ。』
さ「手伝わないのかいっ!」
そんなこんなで、私たちはずっとだべっていた。
××××××××××××
あれからけっこうたったんじゃね?
めっちゃ一人でしゃべっていたさとみもさすがに疲れたのか、ぐっすりと寝てしまった。
だんだん目がとろんとしてくる。
私も寝るか。
・・・でも。
全然眠れないし、なんかトイレ行きたくなってきたし。
私は、2人を起こさないようにそっと布団から出た。
×××××××××××××
『ふう、すっきりした。』
そろそろ寝ないと明日起きられないかも。
私は、急いで布団のほうへ戻ろうとした。
寝室のドアが勝手に開く。
『わっ!。。うっうう』
思わず声を出しそうになるが、寝室から出てきたころんに口をふさがれる。
『( ,,`・ω・´)ンンン!んんんん!』
言いたい言葉が言えない。
リビングの端まで連れていかれ、そのまま壁に押された。
こ「っ!ごめん!そんなつもりじゃ。」
ころんは、我に返ったらしい。
はっと私に謝ってくる。
『急にどうしたの?』
こ「・・・Aは、さとみのことが好きなの?」
『えっ?うーん。』
改めて言われると言葉が詰まってしまう。
好きって気持ちはあるとは思うけど。
『よくわからない。』
こ「じゃあもし、俺とさとみのどちらかを選べって言われたら、どうする?」
『えっ?』
その言葉とともにリップ音が一つ。
『こっころん・・・?』
こ「俺とじゃダメ?」
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つくし(プロフ) - 匿名さんさん» 本編には書いていませんが、一応お父さんが出したという設定にしてます 。わかりづらくてすいません…。 (2019年1月6日 10時) (レス) id: ad001c401a (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - ガチレスすみません。でも、死亡届を出さずに、土に勝手に遺体を埋めたら、死体放棄で捕まりますよ (2019年1月6日 0時) (レス) id: 54b915f336 (このIDを非表示/違反報告)
よつば(プロフ) - 終わっちゃったぁぁぁぁぁ(´;ω;`)新作頑張って! (2018年11月22日 20時) (レス) id: b9a1388583 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 来葉さん» ぜひ見てやってください。ありがとうございます!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: 9f5bb09179 (このIDを非表示/違反報告)
来葉(プロフ) - つくしさん» うあああ書いてください!!絶対見ます!!あっあとうちの小説見てくれてありがとうございます!! (2018年11月19日 16時) (レス) id: a2599d9db0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくしみん@浮上中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukusichan1/
作成日時:2018年10月30日 20時