【ヒプマイ】彼の観察日記 1冊目

※左馬刻HPB記念に。 ページ22

今日は彼の誕生日です。

せっかくなのでケーキを作りました。
甘いとくどいので、苦めのチョコケーキに決めたので早速作っていきます。

とはいえケーキはめったに作らないのでレシピを確認しつつ、作っていきます。

そういえば今日はポッキーの日なので、飾り付けに数本刺して、Happybirthday!!!と描かれたチョコを真ん中に刺せば完成。

彼が帰ってくるのを待つ間にクラッカーを用意し、ついでに彼の服を上だけ借りて若干コスプレしてみました。

そしてそしてプレゼントも用意できたので大人しく帰りを待つと夜、扉が開く音がしたので、駆け寄ってクラッカーを鳴らせば、彼に可愛らしくリボンがかかりました。


唖然とする彼を置いて、誕生日おめでとう！！左馬刻さん！と言えばようやく現実に帰ってきたようで、

「ありがとな、A」

と頭を撫でてくれます。
ケーキ食べて、とお願いしますが、

「お前が食べさせてくれよ」

と言われてしまいました。
しかし誕生日なのでケーキを1口掬って彼の口に持っていくと素直に食べてくれたようです。

「は、めっちゃうまい。」

ちゃんと褒めてくれたのであなたが舞い上がっていると、お前も食えよとフォークを奪われて、グサッとケーキに刺しては1口よりかなり大きいですが差し出してきます。

口をなるべく広げてケーキを含みますが口の周りが汚れてしまいました。
手で口元を隠して取ろうとすると、無理矢理手をどかされてキスをしてくれます。

ケーキが彼の舌で奪われ、とろけているので唇を伝ってしまいますが、それすらもぺろっと舐めて長い舌に吸われていきます。

あなたが息苦しくなってトントンと胸を叩きますがやめる気がないらしく、水音を立ててどんどん深く舌が入っては甘い声が漏れました。

腰が抜けてしまい、床に倒れ込んでしまいますがそれでも跨って舌を重ねてくるので

『も、むりだからっ』

とあなたが声を上げればやっと離してくれました。

「ん、あま……。ほら、お前からもケーキ寄越せよ」

と彼が上からどいて、起き上がらせてくれましたがあなたが恥ずかしくて睨んでしまうと

「後でその目つきどろどろにしてやるよ……」

と楽しそうに笑いました。

あなたが彼にケーキを含ませて、キスをし、舌を入れれば彼に比べればとても覚束無い動きでですが、それでもちゃんとケーキを味わいました。

「食い終わったら風呂でやるかすぐベッドでやるか選べよ。」



どっちでやるかはまた別の話

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