４４． ページ44
取り敢えず家に上がってもらう
シッマやロボロはもう慣れてるだろうけど、シャオちゃんともう1人の子は初めてなんだよね
リビングに着くと全員がこちらを向いた
「あ、やっぱシッマ達やったんやな
...てか、ショッピ君居らん？」
「ほんまやん、いつの間に知り合ったん？A」
2人が知らない人と何時知り合ったのか聞くので正直に答えた
「いや、今日初めて見た人なんだけど」
色んな人居すぎて困るんだけど
てか今日エミさん居ないじゃん
「あー、あれな、勝手に連れてくるやつ
俺もシッマとかロボロ連れて来たわ」
大先生が共感するように言う
事前に言ってくれ、て言いたいよ
「あ、どうも、1年のショッピって言います」
「どうも、3年の星宮Aです」
軽く挨拶する
てか今思ったけど、いつも勉強してた机じゃもう全員座れないじゃん
ま、いっか
どうせソファーが無駄に大きいから
「てかさ、なんでオスマンとかトントンとか大先生、こんな朝早くから居んの？」
トントンの手伝いをしていれば不意にシッマが言った
なんでって...
んー、でもこれ本当の事言ったら必然的にバレてしまう気がするんだよなぁ...
そう思っていると、マンちゃんが口を開いた
「...昨日、文化祭実行委員会があったやろ？
で、その後最後まで残っとったんがこの4人なわけ
だからAちゃん家で雑談してたんやけど、大分時間が遅くなってもうてな、泊まらせてもらったんや」
嘘作るの早くないかな？
まぁ、そんなマンちゃんのお陰でなんとかバレずに済んだ
その後みんなはゲームを始めていた
ショッピ君とシャオちゃんが色んな人を煽るので色んな人が被害に遭ってる
「ふふ...」
そんな光景を台所から見ていれば、笑みが零れてくる
すると、頭にポンッと何かが乗っかった
「Aは笑ってた方が綺麗やで」
それはトントンの手だった
この中では一番昔から知ってる人だからか、安心した
「ありがとう」
そう返すとトントンは微笑んで皆の方に行った
だが、その直後、少し目眩がして台所の所に手を置いた
でも、それでも目眩は止まなかった
ガタンッ、という音と共に左側に衝撃が走ったかと思うと、私は意識を手放した
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白玉色の赤えのぐ - 34、『じゃあ』じゃなくて『じゅあ』になってます。あと2こ目。更新頑張って下さい (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 199b62a433 (このIDを非表示/違反報告)
猫( ≧∀≦) - 初コメ失礼します。内容、面白かったです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年9月30日 15時) (レス) id: f22a91ac1d (このIDを非表示/違反報告)
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