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お昼はショッピングモールの中にあるフードコートで食べた
その後、暫くは色んな店を回っていたのだが、飲み物をゆっくり飲むのに、またフードコートに戻って来た
優菜は飲み物をストローでかき混ぜながら言った
「ねぇ、課題どのくらい終わった？
全く終わらなくってさぁ...」
はぁ、と溜息まで漏らしている
元々勉強は得意じゃないみたい
でも、テストでは平均点はしっかりと取ってるらしい
「まぁ、半分くらいは終わったかな...」
嘘です、2/3終わってます
鬱君と進めてる内になんか楽しくなって殆ど終わらせちゃったんだよね...
それは隠しておいた方がいいかと思い、言わない
だけど、優菜は勘が鋭いのかジト目で言って来る
「...もっと終わってるでしょうが」
それに付け加えて目を逸らしても無駄だからね、と言われる
目を逸らしたのは無意識だから許して
「で？本当はどのくらい終わってるの？」
「...2/3か、それ以上」
「はっ！？
終わり過ぎじゃない？速さが尋常じゃないんだけど！？」
頭を両手で押さえて唸り始める優菜
どうしよう、と言ってるのが聞き取れる
教えたいのも山々なのだが、鬱君も毎日のように押しかけてくる
流石に2人同時に教える事も出来ないし
それに、鬱君は生徒会役員
この学校は異常なほど生徒会の人気が高い
私は偶に学校でも鬱君と話すのだが、話した後の教室での質問攻めはあんまり好きじゃない
優菜も確か生徒会役員の誰かのファンだし
だからあんまり遭遇させたくない
「...A！お願い！勉強教えて！
Aしか頼める人いないの！」
両手を合わせて頭を下げてくる優菜
う〜ん、此処までされると断れないし、でもぉ...
仕方ないか......
「分った、いいよ
ただし！条件があるの」
「？なに？」
「私ね、もう1人勉強教えてる人がいるんだけど、その人がどんな人であっても大丈夫？
それが大丈夫でなければ、本当に申し訳ないんだけど断らせてもらう...」
「いいよ、私は
教えてもらう身だし、我が儘は言わないよ」
「本当！？
じゃあ、いいよ、明日からでも
連絡なしでも大丈夫だからね」
そう告げると本当！？と喜んでくれて、明日行く！と言われた
まぁ、特に予定もないし大丈夫
それに鬱君は確か来週の月曜日から水曜日までの2泊3日の海旅行の細かな企画で学校に行くらしいから、海旅行までは優菜だけに教えられる
まぁ、その後が問題なんだけどね
その後は優菜と楽しく過ごし、家へ帰った
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白玉色の赤えのぐ - 34、『じゃあ』じゃなくて『じゅあ』になってます。あと2こ目。更新頑張って下さい (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 199b62a433 (このIDを非表示/違反報告)
猫( ≧∀≦) - 初コメ失礼します。内容、面白かったです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年9月30日 15時) (レス) id: f22a91ac1d (このIDを非表示/違反報告)
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