love 13 ページ14
兄「あれ?知り合い?」
「いや、知り合いっていうか…」
雄登「SNSで繋がってたんですよ。」
兄「あー、なるほどな(笑)」
だめだ…緊張しすぎて顔もまともに見れない。
雄登くんは全然普通なのに。
兄「A?」
「…え?なに?」
兄「那須めっちゃいいやつだし、頭もいいから、なんかあったら頼るといいよ。」
雄登「健人くん、それプレッシャーっすよ…」
兄「あ、俺の妹と仲良くできないの??」
雄登「違いますよ!!仲良くしたいですよ!」
「え・・・」
仲良くしたいってちゃんと思ってくれてたの。
雄登「あ、いや、ほんとだからね?仲良くしたいっていうのも…
ほんとにAちゃんに会いたかったんだよ。」
「わ、わたしも…会いたかった、です。」
ねえ、ずるくない?
会いたかったとか…
ほんとに雄登くんと会えたんだな。
SNSでのやりとりでも優しいのは伝わってたけど、
直接会って話してみると、もっと優しさを感じた。
クシャっとした笑顔。
綺麗な横顔。
こっちを見つめている大きな目。
優しい声。
すべてが私の心をぎゅっとつかんで離してくれない。
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月詩 x他1人 | 作成日時:2019年4月27日 22時