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龍我「あー！また那須携帯いじってる！！」
雄登「うるさいなぁ。」
龍我「ねぇ、ほんと誰とそんなに話してるの！」
雄登「龍我には絶対言わない。」
龍我「なら、早く会いなよ。ほんとに！！」
雄登「それができたら悩んでないよ。」
俺、那須雄登はちょっとこじらせている。
あ、こいつは佐藤龍我。大学になって仲良くなったんだけど、今では一番の親友って言えるくらい信頼している。でもこのことはまだ言いたくないんだ。
よく分かんないけど、まだ自分の中で大切にしていたい、そんな気持ち。
『おつかれさま！』
彼女からのこの一言だけで笑みがこぼれる。
ああ、早く会えたらいいな。
意気地なしの俺は今日もそう思うだけ…
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作者名：月詩 x他1人 | 作成日時：2019年4月27日 22時
