【ツキウタ。】♪あなたにこのカクテルを♪ ーキール 最高のめぐり逢いー

第１１話　陽「これって運命じゃない？」 ページ12

　
　
　
　


ー陽sideー


やっほー、葉月陽だよ♪


今日はグラビプロセラで外食中

しかも新しく寮母になるAちゃんのアルバイト先のお店

３週間前から週２で通ってた俺を覚えてくれてたのはビックリ

でも俺が気になってた女の子が寮母になってくれるなんて

なんか運命感じちゃうなぁ♪


けどさ

始さんと隼とはもう仲良いし、

ちょっと嫉妬しちゃうなぁ、俺の方が先に知り合ってたのにさ〜


つーか仲良いからって！

陽「急に始さんのイメージで作ってくれって無茶苦茶だろ！？」

隼「あははっ、大丈夫だよAなら♪」

陽「何がどう大丈夫なんだよ！？」

夜「まぁまぁ･･･｣

海「けどどんな酒が出来るんだろうな！」

郁「そうですね！ちょっとワクワクします！」

新「始さんイメージなら真っ黒を予想する」

恋「それ＋辛口のお酒でしょ！」

始「おいコラ」


アホだな、コイツら･･･



葵「けど藤宮さんの始さんイメージで変わってくるんじゃないかな？」

夜「そうだね、藤宮さんの始さん像がどんなお酒になるか、だよね｣

陽「Aちゃんの始さん像かぁ〜

でもまだ始さんの事もそんなに知らないんじゃないの？」

始「そうだろうな、今日俺たちを知ったと言っても過言ではないからな｣


恋「珍しいですよね〜、今時の女の子が知らないって｣

葵「ボイスレコーダーでも言ってたでしょ、人にはそれぞれの理由があるんだよ」

陽「流石葵ちゃん、恋とは違った大人な対応」

恋「なんだとー！」


そこにタイミングよく


A「お待たせしました〜

ビール、メロンボール、カーディナル、ビターカルーアミルク、ストロベリーミルク、始さんイメージカクテルです｣


全ー始「おお･･･！」

始「これがAの中の俺のイメージか？」

A「はい、始さんは威厳の中に優しさがとてもある方だと思ったので

カシスとグレープジュースで威厳

ミルクでラベンダー色を作って、紫、ラベンダー、白、これで優しさを表してみました

どうでしょう･･･？」

始「威厳の中の優しさか･･･嬉しいよ、そう言ってもらえて

気に入ったよ｣

A「良かった･･･！」


ぁ、可愛い･･･

スッゲェ安心した顔したなぁ･･･



俺も作ってもらいてぇな〜！

寮で道具揃えてやってもらおうかな〜♪


ははっ、楽しみだなぁ♪


ー陽side終ー

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