魔王系ヒーロー【ヒロアカ】 (ページ2)

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魔王、登校ページ2

我の名はA・アーロンド。

名門中の名門、雄英高校の生徒会長にしてこの世の全てを支配する魔王である。

ふふふ、聞こえるぞ。
ケルベロスの地を這うような低い唸り声が！

我を恐れ警戒しているからこその威嚇だろう…

「はっ、その程度の威嚇で我を退かせることなど不可n「おはようA。ねぇねぇこんな所で犬となにを喋ってるの？」っ、ねじれか…我の背後に立つではない」

ケルベロスに気を取られていたとはいえ、後ろを取られるとは何たる無様な…！

「ねじれ、犬ではない。我のサーヴァントにして地獄の番犬ケルベロスである！」

「ケルベロス…私知ってる！でもなんでこんなに小さいの？」

「魔界の者にとって現世の空気は合わぬ。おそらく力を封印しておるのだろう」

波動ねじれ＿＿＿我の盟友にしてbig３の一人である。

クラスの前で別れ、扉を開き席に着く。

我が来たことによりクラスの騒がしかった声も静まり、一斉に我を見たあと再び話し始める。

別に我が空気を壊したわけではないし、挨拶がないのも我に友がいないからなどではないぞ？

決して…違う…

「おはよう、Aさん」

「ああ、おはよう。環」

天喰環＿＿＿ノミの心臓の持ち主であり、ねじれ同様big３の一人だ。

物静かで騒がしくないので割と意気投合したのである。