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シャンディーガフ《Takuya side》 ページ36

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千里をドアの前まで連れてくると、まだ酔い気味の彼女に声をかける。




江「じゃ、俺行くな」

「おうよ。ありがと〜」

江「………はぁ、………おやすみ」

「おやすみぃ〜」




「ただいま〜」と言いながら部屋の中に入っていく千里を見送り、エレベーターホールまで戻る。





(『良平さんと何話してたの』………なんて、ダサくて聞けねえっつーの……)





キャップのつばを引っ張って深めに被ると、両手をスカジャンのポケットに入れる。

どれだけ服を変えたって、場所を変えたって、言葉遣いを変えたって、結局あの頃と変わらない。




江「少しは成長しろってことだよな………」




呟いた言葉は誰に届くことも無く空に消える。しんと静まり返ったエレベーターの中は、少し冷たく、小さな寂しさを覚えた。





(引っ越そっかな……)





得意なやつだ。めんどくさくなったから変える。『飽きたから』なんて言っていなくなってしまえばいい。

朝一番に聞く『おはよう』に、まだ名残惜しい気持ちを残しながら、エレベーターが浮上するのを目で追った。

テキーラサンセット《Takuya side》→←イスラデピノス



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りさ - ななき。さん» こちらこそ! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - りささん» ありがとうございます!ではまた、これからもよろしくです! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - ななき。さん» ぜひやりましょー!またお誘いします! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - こちらにもコメントありがとうございます!とても励みになります!ぜひぜひ、やったことはないですが、時間が出来たらやってみたいと思ってます。またお誘いしてくださると嬉しいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - お話読ませていただきましたー!続き楽しみに待ってます!機会があればリレー小説一緒にやりたいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななき。 | 作成日時:2019年2月4日 19時

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