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エルディアブロ ページ3

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「………はぁ、着いた」

江「きっつ………」

西「おはようございますぅ〜」




拓也までには行かないにしても、十分な身長を持っているこの優男っぽい男性は西山宏太朗。拓也と同じ事務所であり直属の後輩。

可愛い顔してしれっと面白いこと言ったり、たまに毒吐いたりする、小悪魔系………なのだとか。たしかに小さい悪魔の羽根とか似合いそうだわ。




「あ、おはようこうちゃん。元気?」

西「あはは、元気ですよ。卯月さんは?」

「そりゃあもう元気だよ。なんたって私の月だかんね」

西「あ、そっか "卯月" 今日からですね」

「そうよ〜。この1ヶ月間はEveryday私の日だから、よろしく。ご飯誘ってくれてもいいのよ?」

西「じゃあ、近々。最近いいお店見かけたので」

「やりぃ。ね、拓也も行くよね。ね?」

江「残念ながら飲みの予定は先まで入ってんの。お前と飲みに行く暇なんてねえ」

「え"ぇ〜……と言いつつ飲んでくれるのが拓也だよねー?」

西「えぇ、なんだかんだ甘いんですよ〜」

江「あーもー、うっさいうっさい。行くぞ」





収録は無事終わり、駅まで拓也とこうちゃんと歩く。





「………は、あ、あ"ぁ〜。肩こった……」

江「お前、どんどんオッサンになってくな」

「うっせ、黙れ同い年。だいたい私がおっさんならお前もおっさんだからな?」

江「あーはいはい。おっさんです」

西「卯月さ〜ん、まずは性別を正しましょうよ〜」

「へ?」

江「むだむだ。女子力皆無なんだから」

「んー、否定したいところだがあながち間違ってないのが否めない」

西「えぇー?!」

「あ、私こっちだから。じゃあね〜」

西「はい、おつかれさまでした〜」

江「おつかれ」

「おつかれさま〜」




ふたりに別れを告げ電車に乗り込む。この時間だから席に座られる訳もなく、手すりにぶら下がりぼうっと空を眺める。

ビルとコンクリートばかりの東京の今日は、相変わらず清々しいくらいの青空が広がり、電車に光が差し込む。




「ふぁぁぁぁあ………」




思わず欠伸をして、ドアに寄りかかった。

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りさ - ななき。さん» こちらこそ! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - りささん» ありがとうございます!ではまた、これからもよろしくです! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - ななき。さん» ぜひやりましょー!またお誘いします! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - こちらにもコメントありがとうございます!とても励みになります!ぜひぜひ、やったことはないですが、時間が出来たらやってみたいと思ってます。またお誘いしてくださると嬉しいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - お話読ませていただきましたー!続き楽しみに待ってます!機会があればリレー小説一緒にやりたいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななき。 | 作成日時:2019年2月4日 19時

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