弐 ページ3
指で1を出して必死な彼。その横でゲームしてる色気のある彼。さらにその横で暇そうにスマホをいじってるの彼。
私イケメンに弱いんだよなー。ちなみに美人にも可愛い子にも弱点。つまり東京の町は地獄。いやいや天国です。
「しょうがないなぁー。もっかいだけね？じゃあ『る』から」
坂「Aちゃんからな！」
「私？！……えー、る、る、る…『ルビーみたいに綺麗だね、君の瞳』」
坂「み、み……みみみ……『みんなで、じゃないとダメ？』」
「おぉ！いいね！め、め、めめめ…『メールト』」
坂「『とーけーちゃいーそぉーだよーー？』」
「「『好きだーなんてー、ぜったいに、いえない。だけどぉーー♪』」」
セ「あーあ、大合唱……」
志「なんでしりとりやってて歌い出すんだよw」
う「うっるせぇ…！！！」
「おわぁ？！…はっ、はっ、急に驚かせんといて…まじ心臓悪い…」
坂「びっくりしたぁ」
ひとりパソコンに向かって作業をしていた彼がシャウトした。
う「お前らさっきからマジカルバAだの炙りカルビだのしりとりだの小学生か！」
「小学生じゃないよ！少なくとも私は高校の時もやってたし！」
う「そういう問題じゃねぇんだよ！」
「だって暇なんやもーん。うらくん遊んでーって言ってもかまってくれへんやーん」
う「お前は静かにすることを覚えろ！」
「わかった」
セ「素直やなぁ……」
「………あと何秒？……もう？………そろそろ？………もう限界だけど」
志「そして続かない…w」
「いややー、みんなといるのになんで喋っちゃだめなの？楽しくお話しようやぁー！」
う「……いいか、ここは誰の家？」
「うらくん」
う「お前はなんでここに来た？」
「遊びに」
う「ん？」
坂「うわっ、…暗黒微笑」
「もぉー、わかったよー。仕事すればいいんでしょー。どの練習に付き合えばいい？うらくんどの役？私なん役やればいい？」
う「これと、これと、あとこれも」
「りょうかい。んっ、んんッ…あーあー……」
う「あ、本気だすなよ？」
「おっと、それは無理なご相談だぜ」
声出しをしてから台本を持つ手に力を込めた。
「………『メイリー！こっちの防御頼む！』
『わかったわ』
『グレンとレイオは避難誘導と援護だ！西側に回れ！』
『もうやってるってば！』」
う「『りょうっかい！』」
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ななき。(プロフ) - 甘蜜蜜華(精神安定剤())さん» コメントありがとうございます！こちらこそです照 今回のお話もなかなかに回りくどいのでたんまり悶えちゃってください笑 よろしくお願いします！！ (2021年2月21日 19時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - 新作おめでとうございます！！素敵な作品をいつもありがとうございます！ななき。さんの描くストーリーがもう、悶えるくらい好きです！！更新頑張ってください！ (2021年2月19日 22時) (レス) id: 95d0968963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2021年2月19日 22時
