出来事２ ページ3
「......」
少年は暗闇の中に立っていた。
動くことも喋ることもせずただ立っていた。
何も考えずただボーっとしていると
『ねぇ...聞こえてるでしょ』
どこからか声が聞こえた。少年は目だけを動かし声の聞こえる方を見る
すると＿＿
『そんなに、警戒しにくてもいいのに...』
少し拗ねたような声と共に少年の視界は誰かの手に覆われ見えなくなった。
「...っ！！」
少年は驚き自分の目を覆っていた手を払い飛び退く
『もー。酷いなぁ。そんなに拒絶しなくてもいいじゃんか....』
さっきよりももっと拗ねた声で言い。さらにその子はぷくっと頬を膨らませた。少年はその子をじっと見つめる。
「......誰？」
『..僕は君だよ。」
その子はにこっと笑い言った。
『そして、君は僕でもある』
続けてその子は妖しく笑いそう言った。
「......？？」
少年は何のことか、どういう意味かも分からくて首を傾げた。
『まだ、知らなくていいよ』
まだ、ということはいずれ知ることになるのだろうと少年は思いこくっと頷いた。
『...うん。じゃあそろそろ目を覚ませてあげないとね』
その子はそう言うといつのまにか少年の目の前にいた
「！！」
少年は最初のように目を覆われた。すると、意識がだんだん薄れっていった＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aｓiｄｅ
「......ん..」
うっすらと目を開ける。そして目に入ったのは天井.....ではなく
レ「あ！キヨ君おきたで！」
キ「おー！！ほんとだ！！」
ア「あ、A君起きた？」
二人の僕と同じぐらいの子と最初に会った金髪の人だった。僕は起き上がりすぐさま金髪の彼の後ろへ隠れた。
ア「ん？A君どうしたの？...あ、そういえば名前教えてなかったね。俺はアブっていうんだ。よろしくね。」
アブさんはそう言い僕の頭を優しく撫でた。少し安心した。
レ「なんか俺らわすれられてない？」
キ「せんせー！！その子だれ？？」
僕はその二人を見た。片方の子は茶髪で帽子を被っていて少し優しそうだな...と思った。もう片方の子は同じく茶髪で一部黄色が入ってる、元気そうな感じだと思った。僕は意を決してアブさんの着ている白衣を握りながらも少しだけ前に出て言った。
「...ま、まちがみ...Aです..」
声が震えてたかもしれない、けれど二人は
レ「俺はレトルトよろしゅう」
キ「キヨ、よろしく！！」
少し嬉しかった
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TNT - 早くみたくなっていますどうもTNTです! (2018年2月13日 17時) (
レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
TNT - 月見兎さん多分無理を言うようなんですがこの小説の中に日常組を入れてくれないでしょうか?無理なら結構です！よろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり - 何回読み直してもやっぱり面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年2月20日 21時) (レス) id: 23a6d39f5b (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - ふぇみりさん» いつもお待たせしてすいません！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - 憂さん» コメント、リクエストありがとうございます！！久しぶりのコメント嬉しいです！リクエスト、了解いたしました！番外編に使わせてもらいます！これからもよろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見兎 | 作成日時：2015年7月19日 0時
