出来事１５ ページ20
「あろま、君？」
あ「んぁ、なんだよ...」
あろま君は路地裏から目をそらして僕の方を見つめた
その鋭い視線に少しひるんでしまいそうになるが
僕はあろま君を見つめ返した
「路地裏、どうかした？」
そういうと、あろま君は驚いたように僕の方を見た
そして一言
あ「お前、気をつけろよ...」
と、言って、僕の横を通り過ぎた
「へ？」
僕は彼の背中をただ見つめるしかできなかった
『気をつけろよ...』その言葉がぐるぐると僕の頭の中でまわった
何かが
何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが何かが
体にまとわりついてくる感覚＿
フ「A君？」
「...フジ、せんせ？」
フジ先生が心配そうに僕の顔を覗き込んだ
フ「あろま君が体調悪そうって言ってたけど...」
「え...」
あろま君の方を見ると、ちらりと僕の方を見てすぐに目線をそらした
「...大丈夫」
フ「今日は暑いもんね、ちょっと休もうか」
フジ先生はにこりと笑って言った
...断れない
「...うん」
つ「どうしたの？具合悪いの？」
つわはす君が僕の異常に気付いたのか駆け寄ってきた
それを見ててみんなが集まる
「え、えぇと、大丈夫」
フ「はいはい、ちょっと休憩しよっか！今日は暑いし」
僕達は適当に休めそうなところに座ると
各々休憩し始めた
レ「A君、大丈夫か？水分とった？」
「うん、さっきフジ先生に言われたから」
レ「そっかよかった、安心したわーｗ。今日暑いもんなー」
「うん、夏だからねｗ」
レトさんと駄弁っているとあろま君がこちらに近付いてきた
あ「おい」
「あ、あろま君...」
レ「あろませんせー、どうしたん？」
あ「あろまかあろま先生でいい、『君』とか慣れてねぇし。A、お前、さっき言われたこと、気にしてるみてぇだけど、俺もまだ推測程度だからあんま気にすんな。...ただ絶対一人でいるな、列になってるときも俺より後ろにいくな、いいな？」
「え、う、うん」
鋭い目で見つめられると「ＮＯ」とは言えない
それに彼の言葉には信用性がある
素直に聞いておいた方がいい
あ「あと...」
「え？な、なに？」
あ「飲め。水しか飲んでないだろ塩分取れ、塩分。そんぐらい自分で気づけ、バカ」
けどやっぱり毒舌だ
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TNT - 早くみたくなっていますどうもTNTです! (2018年2月13日 17時) (
レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
TNT - 月見兎さん多分無理を言うようなんですがこの小説の中に日常組を入れてくれないでしょうか?無理なら結構です！よろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり - 何回読み直してもやっぱり面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年2月20日 21時) (レス) id: 23a6d39f5b (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - ふぇみりさん» いつもお待たせしてすいません！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - 憂さん» コメント、リクエストありがとうございます！！久しぶりのコメント嬉しいです！リクエスト、了解いたしました！番外編に使わせてもらいます！これからもよろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見兎 | 作成日時：2015年7月19日 0時
