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出来事8 ページ11

「...え?」

自分でも理解できなくて鏡をじーっと見つめる
何度見つめてもそこに居るのは僕自身で
否定したくなる思いを嘲笑うように
茨はゆらゆらと揺れ動き、片目は赤黒く光っていた

「...ぁ..」

小さく声を漏らすと
さっき飛ばした男の方へと近づく
意識があったら他の二人が危ない
仮に意識があったらまた棘で叩きつけよう

セ「..!..A君!危な__

セピアさんが言い終わる前に
僕の腕は男にガッと掴まれた
驚いたけれど咄嗟に茨で攻撃しよと思った...が


バァンッ!!

あの黒い武器から出た玉で僕の肩は打たれた
そのせいで茨の場所は狂った
それだけでは終わらず男は僕を投げ飛ばした

「..かっ...は」

壁に叩きつけられ
肺の中の空気が一気に出された感覚がした
男は勝ち誇った笑みでセピアさん達に近づいて行った

コ「や、やだ..来ないで..」

セ「..っ!」

怖がるコジマさんを守るようにセピアさんが前に出る
男はにやにやと笑うとあの武器をセピアさんの額に押し付けた
その後何が起こるかを想像した僕の顔から血の気が引く

「やめ..て...おねが、い...や、めて...やめてっ..」

うまく出ない言葉を無理矢理、口から出す
セピアさんは決心したように目を瞑ると微笑んで涙を流した

「やめてぇぇぇぇぇっ!!」

自分でも驚くぐらいの大きい声を出した
その時__



ア「俺の園児に手を出さないでもらえますかねぇ」

つ「俺が拒絶反応に耐えてる間、三人に何をした」



金髪の彼と緑髪の優しい彼が現れた。


「アブ、先生..?つわはす、君?」

呆然と二人を見つめる
つわはす君はどこから出したのか分からない
蓮の花を男に投げつけた
すると蓮の花は突然光り出した

「...わっ..!」

反射的に目を瞑った
徐々に光が治まってくると
うっすらと目を開けた
まだ目が慣れないからかぼんやりとしている

「..んっ...」

やっと慣れてきた目を数回パチパチとさせる
すると、男は横たわっていてぐったりとしていた
僕とセピアさんとコジマさんがポカンとしていると


ドサッという音がして、アブ先生が倒れた_

「アブ先生っ!!」

急いでアブ先生に駆け寄ると
つわはす君がアブ先生の隣に座った

つ「A君、大丈夫だから安心して」

つわはす君は蓮の花をアブ先生の傷に押し付けた
すると傷はみるみる内に治って行って

ア「...ん..」

アブ先生は目を覚ました

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TNT - 早くみたくなっていますどうもTNTです! (2018年2月13日 17時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
TNT - 月見兎さん多分無理を言うようなんですがこの小説の中に日常組を入れてくれないでしょうか?無理なら結構です!よろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり - 何回読み直してもやっぱり面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年2月20日 21時) (レス) id: 23a6d39f5b (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - ふぇみりさん» いつもお待たせしてすいません!これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします! (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - 憂さん» コメント、リクエストありがとうございます!!久しぶりのコメント嬉しいです!リクエスト、了解いたしました!番外編に使わせてもらいます!これからもよろしくお願いします! (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見兎 | 作成日時:2015年7月19日 0時

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