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あっという間に昼休みなった
休み時間のたびに囲まれて
沢田さん達が助けてくれるの繰り返し
「十六夜さん屋上に来てくれる?」
「あっ、はい」
何人かの女子に付いて行く
えっと、どちら様でしたけ?
屋上に着くと何人かの女子に囲まれた
「十六夜さん山本君と仲が良いよね?」
「知り合い?」
「山本君は譲らないから!!」
何人かの女子がそれぞれに口を開く
さっきよりも大きな恐怖でAの何かが切れかけたが
「あんた達いい加減にしなさいよ」
「十六夜さん、驚いてるよ」
黒髪の大人びた女子と茶髪のショートカットの女子が立っていた
「あ、えっと、何だかよくわからないのですが…よろしくお願いいたします!」
Aは深々と頭を下げた
[[[[可愛い////]]]]
「こっちこそ急に呼び出してごめんね」
「一緒にお弁当食べない?」
「はい、喜んで」ニコ
「「「「////」」」」
Aは自分の笑顔で女子のハートを掴んだ事に気付かなかった
「十六夜さんって凄いよね」
「え?」
Aは休み時間の度に先生に教科書がない事を説明し
授業中に当てられた問題にも的確に答え
その姿をクラスメートが尊敬の眼差しで見ていたのに気が付いていなかった
職員室では転校生は優等生だと噂が広がっていた事もAは知らなかった
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名:月見 | 作成日時:2012年4月14日 11時