§学園生活§ 【小説】

1~1　新城優也 ページ14

『うぉぉぉおー!!!
ヤッベー！船に乗り遅れる！！』

俺は今猛ダシュで港に向かっている。

「おぉ、遅かったなどうした？」

『いやﾊｱ ﾊｱ それがﾊｱﾊｱ、
行きにﾊｱ いろいろあってさ 遅れた。』

そういろいろあったんだ。…

まず、道を工場していて遠回り
そして、犬に追われて……ｱｯハハハ…

まぁ、乗り損ねなくて良かったぜ。

なんたって今から行く所は月に一回しか船が行き来しない所、そう学園島だ。

有名な学園島、能力者なら誰でも知っている所だ。

まさかこの俺が学園島の生徒になれる日が来るなんてな…ビックリだ………

家族に会えなくなるのは痛いけど、能力者にとっての楽園だぜ？誘いを断る理由がねぇ!!!

結構今から楽しみだ。新しいし綺麗だし、俺の居た村の正反対だな。

どうせあいつらも居るんだろ？
会えるかな？まぁ学年同じだから大丈夫だろ？

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ウォー！
案の定綺麗な建物ばっかりじゃねーか！
ここの道を行けばいいんだよな？

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ﾊｱ ﾊｱ ﾊｱ
はぁ？んだよ！この道のりは！長い！長過ぎる！
いや、俺の体力不足か？違う絶対違う！どう考えても可笑しい！！

ﾊｱ、まぁいい。

『………』
デカくね？ 広すぎねーか？

〜〜〜
校内も広い！
俺これから此処で生活すんのか？
迷うな、絶対に迷子になるな…………

『ん？ あの…』

?)「お待ちしておりました。
わたくしはフィリア・アヴァナーと申し上げます。本校の学園長に勤めております。」

『えっと、新城優也です。』

「さて、こんな所で立ち話もなんです。どうぞ此方に…(ﾆｺｯ」

『(学園長か…綺麗だし若いな…)』

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