うわぁ...生で見るとやっぱイケメンだわー恐れ多くて近づけねぇ〜

第３１Q* ページ34

あたしもそろそろ帰ろっかな〜


にしても、外はもう暗いな。


みんな毎日こんな時間まで練習って大変だな。




『咲紅ちゃん帰り１人？外暗いけど大丈夫？？』


咲「大丈夫ですよ！私みたいなデブは誰にも襲われませんし！」


『何言ってるの咲紅ちゃん！？


君はもっと自分の可愛さを自覚しなきゃ！！


咲紅ちゃんはデブじゃないよ！ふっくらしてるだけだよ！！


すっごい可愛いもんっもふもふしたいもん！！』


咲「先輩！？急に何言ってるんですか...！？」




あ、やば。


つい、心で思ってることが声に出てしまったようです。


咲紅ちゃん顔ひきつってるよ。


これはもしかしなくても引かれたのかな！？


出会って早々もふもふしたいとか駄目だったかな？


...駄目なのか？←


沈黙が続く。


先に口を開いたのは咲紅ちゃんだった。




咲「なに、言ってるんですか...」


『え？あ、うんっごめんね！？』




そうだよね、やっぱ引いちゃうよね...





咲「何言ってるんですか！先輩のが可愛いですよ！


もんって！もんってなんですか！！私を殺す気ですか？


先輩こそ自分の可愛さを自覚してくださいよ！


夜道なんて護衛の１人や２人いたところで襲われますよ！？


てか私なら襲いますよ！確実に！


それにもふもふしたいだなんて...


私がもふもふしたいですよ！！！」




えぇ！？え？きゅ、急にどうした咲紅ちゃん！


いきなり荒ぶって！Aびっくりだよ！




『...』


咲「」




え、なにこの沈黙！？


え？え？？やばいやばい誰か来て！！




？「おーい咲紅〜、帰るぞ...って何やってんだ...？」

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