＊５０話 葉っぱの傘 ページ12
買い出しなぅですっ！
後ろから一生懸命に狐ちゃんついて来てるよ！
あぁ！愛らしい♡小さな足で一生懸命に
歩幅を埋めようとしててなお可愛いっ(*´▽｀*)
『どうするっ？』ﾋｿｯ
小声て夏目に問う。
参ったって顔してるwww
夏目「！」
あ、なにかひらめいたみたいだ！
夏目はカバンからノートを取り出し、
紙飛行機を作っている。
歩きながらだから作りにくそうだな...
出来たようだ。わぁおっ！キレイに出来てる！
夏目は「あの子には悪いけど...」っとﾎﾞｿｯと吹き
紙飛行機を空へと飛ばした。
飛んだ紙飛行機は宙に浮いて風のなびくままに
揺られて飛んでいる。
狐ちゃんが紙飛行機に気を取られているうちにダッシュでまいた。
ごめんね、狐ちゃん。
夏目「ちょっと可愛そうだけどこれで追うのを諦めてくれるといいんだけど。」
『まぁ、そうだよね。私達はもうすぐ居なくなるんだし。ここから。』
夏目「ここにはクラスの親睦と勉強合宿に来ているんだ。
明日には街へ帰る。妙な懐き方したら可愛そうだろ。」
ニャ「だからもう懐かれているだろうが。」
『返す言葉がないよ(´･д･`)』
夏目「うるさいぞ...先生。...あっ。」
ポタッポタポタ ザァーーーーー
『わぁー！？』
夏目「うわぁ...」
雨がいきなり降ってきた。
狐ちゃんまいたからかな？←
夏目「止まないな。」
『止まないね。...どうしよっか...』
ガサッ
隣の草から音がした。私はいきなりの音に
ビクッ！となってしまった。
くそっ！恥ずかしいぜ///(/ω＼*)←←
音の鳴った方を見ると、そこには。
『狐ちゃん...』
そう、そこには狐ちゃんがいたのだ。
大きな葉っぱを３つ持った。
その大きな葉っぱを私達に差し出した。
傘みたいに大きな葉っぱ。
私はその傘に手を伸ばし受け取った。
『ありがとう。わざわざごめんねっ。』
狐ちゃんそう言った。
夏目も狐ちゃんから葉っぱを受け取りながら
「ありがとう」といい葉っぱを貰っていた。
私達は葉っぱをさしながら宿へと向った。
西村「おー、夏目雨大丈夫だったかー？
...あれ！？」
笹田「大丈夫だったー？ってどうしたのその葉っぱ！？」
西村「すげーっ！」アハハッ
葉っぱの傘を見る人は笑っていた。
けれど私達は一緒に「『笑ってろー』」と
そうかしてたのであった。
『葉っぱの傘初めて...』
夏目「俺も...」
そのあと葉っぱの傘を捨てるのは勿体なかったので、
宿の玄関に飾りました。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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さくらんぼ( ´ ▽ ` ) - 子狐の一人称は「僕」じゃないですか？ (2018年4月3日 6時) (
レス) id: 804ddc61d1 (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - アキアカネさん» 泣いて貰えるなんてとても嬉しい限りです♪御愛読ありがとうございました。 (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
紫小夜(プロフ) - みはしのさん» あひがとうございました(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年12月3日 22時) (レス) id: ae95ac8a3b (このIDを非表示/違反報告)
アキアカネ - すごく感動しました。読んでる途中に泣いてしまいました。最後もすごく感動しました。(泣く)ぐす (2016年12月3日 21時) (レス) id: 9c3b01e006 (このIDを非表示/違反報告)
みはしの - あああああ続編も面白かったですうううう!!マジ感動しました!!夏目くんと夢主さん、お幸せにしてくださいいいいい (2016年11月27日 16時) (レス) id: 9a292b623f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫小夜 | 作成日時：2013年8月9日 15時
