episode3 ページ4
それから数日後。
早速お呼び出しがかかった。
貴「こんにちは。沖田さん。ごめんなさい突然」
江戸城へと迎えに行くと彼女は、地味な着物を身に纏っていて、髪も下ろしていた。
沖「俺は別に暇なんで。それで今日は何処へ?」
貴「決まっています。江戸の街を探検するのです。あ、これは爺には黙っていてくださいね?」
俺の耳元で小さい声で言う彼女。
まるで小さな子供みたいだった。
沖「じゃ、とりあえず行きやしょうか」
そんな訳で出発したのは良いものの何処へ連れて行こうか。
この姫様が何をしたいのか正直良く分からない。
隣を歩く彼女を見ると楽しそうに目を輝かせて周りを眺めていた。
貴「暫くここを留守にしている間に随分と江戸も変わりましたね〜」
周りから見ればただの田舎者に見えるだろう、きっと。
話す話題も思いつかず、無言で歩いて行く。
何だかやりずらい。これならまだ土方の野郎に文句を言われている方が楽しいと思うくらいだ。
貴「そういえば沖田さん。私と同い年なんですよね?」
沖「姫さんが18なら同い年ですねィ」
貴「そうです。私も18歳です。あの、沖田さん、1つだけお願い聞いてもらっても良いですか?」
俺の顔をのぞき込むように言ってくる。
同い年と言えども身分も違う。
歳が近いから尚更やりにくさを感じてしまうのだろうか?
貴「沖田さん、私とお友達になってくれませんか?」
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アカネ(プロフ) - りりぽん♪さん» ニコルさん!お久しぶりです( ´ ▽ ` )ノこちらの作品は完結しましたが、掛け持ちの方を頑張っていこうと思います!ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年2月28日 10時) (レス) id: 7124c7ef55 (このIDを非表示/違反報告)
りりぽん♪ - (元ニコルです)面白かったです!(*´▽`*)/会話の雰囲気とかまんま銀魂で流石アカネさんだな~と思いました!(笑)これからも頑張ってください! (2016年2月28日 0時) (レス) id: bd5f2bd347 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - お豆腐さん» コメントありがとうございます!ファンだなんて、、!嬉しすぎます(((o(*゚▽゚*)o)))楽しんでいただけてよかったです!これからもよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ (2016年2月11日 21時) (レス) id: 7124c7ef55 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - リズさん» コメントありがとうございます!そんな風に言っていただけるととても嬉しいです!最後まで読んで下さり本当にありがとうございました! (2016年2月11日 20時) (レス) id: 7124c7ef55 (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐 - 最後の最後までよかったです!!ファン第1号としてこの作品読めて本当に楽しかったです!!素敵な作品ありがとうございました!!!次また作品作るときは必ず見ます!!( ^∀^) (2016年2月11日 13時) (レス) id: fa094e41b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカネ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/putisannpuru/
作成日時:2015年12月8日 22時