十三話 会議 ページ13
産屋敷低に8人の柱が揃った
柱合会議は半年に一度。しかし今回の会議の期間は前回から二月ほどしか立っていない。柱達は不思議に思いながらも産屋敷低に足を運んだのだ
「やぁ、皆。任務の最中わざわざ集まってくれてありがとう」
産屋敷邸の主が現れた瞬間柱達は一斉に跪き頭を下げた
「お館様も御多忙の中時間を作って頂きありがとうございます。前回の柱合会議から二月程しか経っておられませんが何か問題が起こったのでございましょうか」
橙色の髪をした男は畏まった口調で告げた
「白金の髪をした異国の少年を探して欲しい」
「理由をお聞かせ願ってもよろしいでしょうか」
身長の高い片目に模様のついた男が言った
産屋敷耀哉はもちろんと笑った
「昨今、ある隊員が少年に近づいた所、鬼に殺された。その一部始終を見た鎹鴉が鬼と少年は共に家に入って行ったと」
そう言うと柱達は驚いた顔をした
「それから暫く見張っていたが少年が鬼に襲われた
様子は無かった。そして先日何人かの隊員がそこへ向かったのだけど既に誰もいなかったらしい」
「なるほど、その少年を見つけ保護し詳細を聞き出すという訳でございますね」
「あと、鎹鴉の見た所によるとその鬼は目に数字が刻まれていたそうだ」
すると顔に傷のある男は嬉しそうに笑った
「お館様、他にその少年についての情報はございませんか」
「色白で翠色の瞳、身長は五尺程、後は青色の羽織りを着ている」
「分かりました。その少年の捜索に尽力をつくします」
「期待しているよ。それでは解散にしようか」
傍に侍らせていた女性を支えにゆっくり立ち上がると屋敷の奥に姿を消した
「十二鬼月、やっとお出ましだなァ」
「おいおい、俺の獲物だからな?」
「鬼に囚われた少年…あぁ、なんと哀れな…」
「面白そうな事になりそうですねぇ」
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あんこ(プロフ) - あ、あの…ホームページの方を今読んできたのですが…占ツクのも、そちらの方も、尊くて死にそうになりました…今回の占ツクの方の更新すごく嬉しかったです。更新、無理せず頑張ってください! (2019年11月6日 1時) (レス) id: c12f380ffd (このIDを非表示/違反報告)
聡舍(プロフ) - 非常食の玲音__腐__低浮上さん» ありがとうございます!!! (2019年11月5日 18時) (レス) id: 8706bb80e6 (このIDを非表示/違反報告)
非常食の玲音__腐__低浮上 - やっぱりいいですね、、、この小説()とても好きです(白目) (2019年10月24日 21時) (レス) id: 8d59e0f155 (このIDを非表示/違反報告)
聡舍(プロフ) - にゃさん» わざわざホームページから飛んできて下さり感謝です!こちらではホームページとは内容が違いますのでこちらもホームページの方も楽しんで頂けたら幸いです♪ (2019年10月19日 19時) (レス) id: 8706bb80e6 (このIDを非表示/違反報告)
聡舍(プロフ) - 非常食の玲音さん» ありがとうございます♪♪ (2019年10月19日 19時) (レス) id: 8706bb80e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:聡舍 | 作成日時:2019年8月15日 16時