母親が再婚してできた兄は歌い手ですが私は音痴なのでバレないように頑張ります

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Aside

真冬｢さっ入って入って〜｣

沙耶｢『おじゃましま〜す』｣

あの……まじで真冬さんって何者よ
家の中がザ・お金持ち！

沙耶｢あの…1ついいですか？｣

真冬｢いいけど…あっ僕のことは気軽に真冬とかまふって呼んでくれていいからね｣

『えっ沙耶さぁん？あなたもしや…私よりさ』

沙耶｢真冬さんのご職業って…｣

沙耶めぇぇ…そういうのは私が先に聞くものではないのか……

真冬｢ん〜簡単に言うと音楽系と会社の社長みたいな感じかな…？
会社って言っても大きな会社じゃなくて社員さん数人と僕で経営してるから会社って言っていいのかはわからないけどね…‪w
音楽系は…ネットでオリジナル曲投稿したりライブしたりって感じで基本的に家で作業だからニートみたいな生活してるんだよねw｣

えっ…ガチですごい方じゃん…
てか音楽系？嫌な予感しかしないんだけど…？

ﾋﾟｺｺｺｺｺｺｺﾝｯ

真冬｢えっ…なんかすごい通知来てるみたいだけど大丈夫…？｣

『あっ大丈夫です
私の通知音1回で4回分の音が鳴るように設定してあるんで…

はあああああああ！？！？！！！』

…うんこれは夢だ
確かにうちの母は自由だったがこんなに自由なわけがない
うんうんこれは夢

沙耶｢何1人で呪文唱えてんの？てかなんて来てたのよ｣

真冬｢あっ…僕の方にも来たけどこれの事かな…‪｣

待って！？真冬さんの方にも送ってんの！？
てかいつLI○E交換したんだよ…

『｢そういえばAが就職する予定の会社真冬くんの家から結構近いから真冬くんの家に住んじゃいなよ！ちなみに真冬くんから許可済み…｣…って真冬さぁあん？どゆことっすか？？』

裏切り者がここに…！

真冬｢い、いやぁ…なんか…ほら！まだ家も決まってないって話を聞いてそれならうちに住んだら家賃代とか色々浮くしいいかな……と思って…｣

うぅ…なんか言い方可愛いけど…理由が色々現実的…！

沙耶｢ま、いいんじゃない？Aって料理はできるのに掃除とかできないから部屋散らかるよりマシでしょ｣

えっまさかの仲間0？

『せ、せめて近くのマンションとかに……』

沙耶｢ここら辺の家賃相場大体○○万円だけど大丈夫？｣

『無理ですねﾊｲ』

おわた

『う、うぅ…真冬さんがいいなら…住まわせてください…あっ料理はできるんで！』

掃除とかは出来ないけど

真冬｢いいよ〜あとできる時でいいからご飯作ってもらえるとありがたいかな…
不健康な生活してるから…‪w｣

『全然大丈夫ですよ！』

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