入捌1 ページ19
side．you
歌を聞くのは小さい頃から好きだった。
それがどんな曲であろうとも。
ポップとか、ロックとか、バラードも好きで。
ただ音楽の知識なんてそこそこない。
ほぼ一般人と同じ。
大学へは、古い友人と違う大学へと入った。
ちょっと遠い北海道の音楽専門の大学。
急にそんな音楽の大学に入ろうと思ったのは、
俺でも少し以外だったかもしれない。
歌うのが好きで、でも専門大学なんてほんの好奇心で入っただけだから。この大学生活が終われば普通の会社に就職して食べていくつもりだった。
あの4人に出会うまでは＿＿＿な。
side．KIKKUN
「 俺らの夢は、有名なロックアーティストでしょっ！！ 」
2年生後半に近づいて、就職先をそれぞれ決めている最中だった。
言っても、友達と一緒に話し合う程度だったけど。
「 むりむり！そもそも、きっくんロックな曲書けないじゃん！！ 」
相対するのは、青い瞳の青年。FB777である、
『 はは、すごーい。なんでそんな堂々と言えるんきっくん。 』
その横にはつい最近知り合ったばかりのAってやつ。そいつは音楽はただの趣味で終わらせると言っていた。でも、歌を歌うのが好きなら音楽の道へ行ってもいいと思う。
やりたいことがあるならやれって、母さんも言ってたし。俺の、だけどね。
そいつは少し、張り詰めた笑顔でいつも笑った。
無理しているようなそんな悲しい顔。
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彩り - “我々だの話しか出来なくなりました”物凄くわかります！！！！！ただし、同じファンがいない模様…更新頑張ってください！！ (2018年11月4日 16時) (
レス) id: 97e466b5fc (このIDを非表示/違反報告)
春崎 - 大学のことなんですけどおそらくネタですよ…(ボソッ)エーミールさんとロボロさんは東大法学部と言われて居たような気がします。小説面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2018年9月8日 23時) (レス) id: 9786b6042a (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けと白猫 - 面白かったです。 更新、頑張ってください。 (2018年6月23日 1時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎吏嗚 | 作成日時：2018年6月23日 0時
