什伍 ページ16
side．you
夜ご飯の時間がやって来て、勿論のことショッピくんと2人で部屋を出て食堂へと続く廊下を何事も無く歩くことに成功した。
時々、この広い廊下で幹部が追いかけっこして居るとか言う噂はよく聞くし。
内ゲバなんかも耐えないのは、昔の彼らと何ら変わりは無かった。
『 あ、Aランチを… 』
お願いします。と言い出した声は止まって、珍しく一般食堂にトントンが入ってきていた。
何時もならば幹部食堂に行っている筈なのに。
キョロキョロと視線を動かしたトントンを見て、
ソッとショッピくんと自分のランチを連れて1番端の席へと移動した。
「 珍しいっスね、トントン書記長がこんな所来てるなんて。」
その通りで、
倒れてしまったのを気にしているのだろうか。
懐かしいなぁ。
たしか、風邪ひいた時も嗚呼やって探しに来てくれた。
会社に行かないとダメだと言って逃げた俺を、諦めずに雨の中。必死に探してくれた。
最後にはトントンまで風邪こじらせてしまったんだ。
えっと、それはどこの夢だったけ……
現実だったか？
もう分からない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩り - “我々だの話しか出来なくなりました”物凄くわかります！！！！！ただし、同じファンがいない模様…更新頑張ってください！！ (2018年11月4日 16時) (
レス) id: 97e466b5fc (このIDを非表示/違反報告)
春崎 - 大学のことなんですけどおそらくネタですよ…(ボソッ)エーミールさんとロボロさんは東大法学部と言われて居たような気がします。小説面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2018年9月8日 23時) (レス) id: 9786b6042a (このIDを非表示/違反報告)
夕焼けと白猫 - 面白かったです。 更新、頑張ってください。 (2018年6月23日 1時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒崎吏嗚 | 作成日時：2018年6月23日 0時
