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『え?なんて?』
「ですから、や、やんでれ?とつんでれ?と天然鈍感とめんへら?どれが好きですか?」
帰り道。今日もめげずに一緒に帰ろうと誘ったら承諾を得られたので帰っていたところ
どうやらタイプの話をしているらしい
『私が相手に求めるもの?』
「はい!そうです!」
ヤンデレかツンデレか天然鈍感かメンヘラ…うーんどれでもいいんだけどな〜
『しいていうなら…ヤンデレかなぁ』
何故かって?教えないよ
「理由を伺っても?」
『ヤンデレって、束縛とかが厳しくとも、あぁ、私の事ちゃんと愛してくれてるんだなぁ、みたいに思っちゃうんだよね。ヤンデレ過ぎるとさすがにいやだけどね』
「…なるほど。私は上記のどれに当てはまると思いますか?」
『急だな。私にはわからないけど、個人の意見で物申すなら…ヤンデレ…かな?知らんけど』
なんでこんなこと聞かれたんだろ。え、なんか好きな人の事聞き出そうとしてるのかな。え?期待しちゃうけどよろしい?
「…そうですか♪」
心做しか嬉しそう…。ちょっと調子乗っちゃうぅ
『私はどれだと思う?』
と聞くと朱桜司は顎に手を当て考える仕草を5秒間とったあと…
「つんでれ?ですかね」
なんで つんでれ? になるんだろうか(苦笑)
『ふーん…』
「納得いってなさそうですが」
『いえ、そんなことは』
納得はいってるけどなんかツンデレって言われたくねえんだよな…
「あ!あと、あれです!」
『何?』
「どえすとどえむどっちが好きですか?」
はぁーんそういうの聞いちゃう系?聞いちゃうんだそういうの(早く答えろ)
セルフツッコミ虚しいな
『え〜、相手が、でしょ?』
「はい!」
自分の中で答えは決まってるけど言いたくないし…えなんでそもそもこの話してるんだ?
『…ドSかな』(小声)
「なるほど…」
『うんなんでこんな話してるの?』
「秘密です♪」
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作者名:レモンティー | 作成日時:2021年3月22日 23時