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『昨日できなかったことは今日できる』
自分では自分をポジティブだと思ってるけど、たまにネガティブなとこ出てくるからこうやって常にポジティブ発言してないと明日生きていけない気がする
「いいですね。その考え♪」
ん…?
『す、朱桜司っ?!?!!!!?』
きゃぁぁぁ私不意打ちに弱いのよぉぉ
って言ってもここは多目的室だし、なんで私の事見つけたのかちょっと不思議でしかないんだけど…え、もしかして私の事探してたの?!?
はい自分早とちり
「はい♪朱桜司です♪こんな埃っぽいところで、一体何をしているのですか?A♪」
『なっ…名前っ?!(小声)』
『え、いや本探しに来ただけ。それにあんたこそ何でここにいんのよ』
名前…な、名前…ふぁぁ()
思ってることと言ってる事の温度差が凄いなんて私も自覚してるから言わないで
「私は…瀬名先輩に頼まれて、昔のdanceの参考書を取りに来ただけですよ」
『へーー、じゃあさっさとその参考書探してlesson室行けば?』
嫌だ行かないで行かないでいつまでもこのままがいいなできればラブラブしたいし()
「…そうですね、ではもう見つけたので失礼しますね。」
きゃぁぁぁあごめんて朱桜ぅぅ!!お願いだから行かないで!!(アイドルのレッスンを邪魔するプロデューサー)
「A…」
『っ?!はい?!何?!なんか言った?』
「私もその本(小声)…好きですよ♪」
え"っ?好きですよ?(この方には『私もその本』が聞こえていません)
告白なの?告白?
『すーーーーーーっはーーーーーーっ』
「どうしました?!」
大きく深呼吸。心臓バクバクだけど自分も思いを伝えなければ!(勘違い)
『私も好きっっ!!!!』
「…ですよね♪誠に面白い本で、私も何回か借りたことがあるので♪」
…あれ
これもしかして本の話?あ、詰んだ
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作者名:レモンティー | 作成日時:2021年3月22日 23時