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ﾕｳ「みんな、大丈夫？」
さっきまで話題にしていた監督生が負けたやつに話しかけている。
ｹｲﾄ「あはは、かっこ悪いとこ見られちゃたねー。」
先輩が少し辛そうな顔で話しかけてきた。
「いや、そんなことないっスよ。
あっちの奴らはマジフトのために集められたメンツだ。それにこのメンツで相手しようとしたから無理だったんだろ。」
少しでも励ましになったらいいが。
ｴｰｽ「なんかすっっごく失礼なこと言われた気がすんだけど？」
「というか怪我とかしてねぇか？」
ｴｰｽ「無視かよ ﾎﾞｿｯ」
ｹｲﾄ「大丈夫だよ！まぁ、ちょっと体力切れで辛いかな〜。こんなに激しく運動してたのに息きれてなさそうだったし、さすがサバナクローって感じ。っていうか、2人もさっきまで走ってたんだよね？」
すごく早口で伝えてきた。
ｼﾞｬｯｸ「ああ。」
ｹｲﾄ「すご〜」
ｼﾞｬｯｸ「お前らとは違って毎日ちゃんと鍛えてるからな」
ﾃﾞｭｰｽ「だからそんなにがっしりとした体つきなのか･･･どんな鍛え方してるんだ？じゃなくて、 ｺﾞﾎﾝｯ 確かジャックとAだったな。助かった。」
ｼﾞｬｯｸ「別に。お前らを助けたわけじゃねぇ。」
「たまたま音が聞こえたからな。」
ｴｰｽ「はあ、こんな泥だらけになってる。とりあえず、今日のところはこんなところで寮に戻ろうぜ。」
もうそろそろ夕食の時間だ。
ｸﾞﾘﾑ「オレ様も腹が減ったんだゾ。」
こいつは何を食うんだろう。やっぱり魚とかなのか？
ｹｲﾄ「んじゃ、ジャックくん、Aくん。オレたち帰るけど、怪我には気を付けるんだよー。」
「だから、アンタらに心配される筋合いはないんだが･･･」
ｼﾞｬｯｸ「まぁいい。さっさと帰れ。」
そんな会話をしてあいつらは帰っていった。
ｼﾞｬｯｸ「「……」」
あいつらが帰っていくのを確認してから俺達も寮へ戻った。
その間、兄さんはずっと黙っていた。
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作者名：翡翠 | 作成日時：2021年4月10日 21時
