【ツイステ】思い出―― (ページ6)

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思い出６枚ページ6

部屋に戻り、写真をまたみる

次に取った写真は…

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ケイト「へぇ～！Aちゃん、写真をきれいに撮ることもできて、お菓子も作れちゃうんだ！」

トレイ「美味そうなの作るな。フィナンシェか？」

トレイ先輩に頼まれて、一緒にお菓子作りの材料を運んだ

イチゴのタルトを作り終え、余分に買っていた材料で何を作るかって話になった

どうせなら、みんなで食べられるものがいいと思ったので、私が作りたいと申し出た

トレイ先輩が手伝ってくれると言ってくれたが、自分の力だけで作りたいと言うと、了承してくれた

すごい心配されたけどね。

それで作り上げたのがフィナンシェ

得意なお菓子ってわけじゃないけど、これだとみんな平等に食べれるかなって思って

「マジカメにあげますか？」

ケイト「うんうん！イチゴのタルトと並べて撮らせてね！」

そういうや否や絶妙な角度で写真を撮った

トレイ先輩がイチゴのタルトを、私がフィナンシェを持って、リドル先輩のもとに３人で向かった

リドル「…これを、君が？」

フィナンシェを見ながら、リドル先輩は言った

「はい」

トレイ「すごいぞこいつ。手際もいいし、片付けも両立。プロ顔負けの実力だ」

トレイ先輩の口からお世辞をもらい、軽く流した

そして、リドル先輩はそれを聞いて、「ふーん」と言って一口食べた

リドル「！！お、おいしい…」

先輩はすごく幸せそうな笑顔で食べてくれた

ケイト「じゃあ、オレも～」

そう言って先輩は一口食べる

トレイ先輩もそれに流れて一つ取り食べる

ケイト・トレイ「美味い！！」

二人が声を揃えてそういった

作った甲斐があった…なんて考えながら、みんなの笑顔を見て、自然と笑顔が出た

ケイト「じゃあじゃあ、今日と言う記念に！みんなで写真撮ろ！！」

特に何もない日だけど、リドル先輩を真ん中にして、みんなが写真の中に入るように集まって撮った

それが、この写真

それだけ幸せだったか、この写真の中の私を見てればなんとなくわかる

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あまり作らないお菓子…

また、誰かにあげれるよう、作ってみようかな…

誰にあげるかなんて、今の状態では特にいない

また、誰かにあげて、誰かに笑ってほしい

私の作ったお菓子で…