【Twisted Wonderland】優秀な放浪者 (ページ44)

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43話ページ44

sideA

うみゃ～♡

クルーウェル(言う事を聞いた褒美としては妥当だな。)

学園長｢美味しそうに食べますねぇ。2人とも。｣

あ、そういえば

A『おチビちゃん、激マズなペットどうしたの？』

監督生｢激マズペット…？｣

学園長｢グリム君とお呼びしなさい。｣

ヤダ。

監督生｢グリムは…オンボロ寮に｣

置いてきたの？

監督生の役割ってなんだっけ。

学園長｢公共の場で問題起こされては困りますからね。｣

ﾊﾟｼｬ

A『に"…』

何？

クルーウェル｢俺の仔犬…｣

なんか満足そうに私を撮らないで。

A『先生も食べたいの？あーん。』

学園長｢Aさん！私にも！｣

えぇー。

【Azul_A:今度、我がモストロ・ラウンジでパンケーキをお出ししますので是非来てください！】

【J・L: Azul_Aさんに返信: 初耳ですが。是非来てください、お安くしますよ。勿論、楽しんで頂きたいのでクラスメイトであるこの僕が付きっきりで接待しましょう。】

【F・L: J・Lさんに返信:えー！ジャイドだけじゃつまんないでしょ？オレもチンアナゴちゃんとお話する～！】

なんか喧嘩起きてる。

【Ruggie_:レオナさんめっちゃ怒ってるッス。誰と行ったんすか？】

えぇー…

A『みんなコメントの速度尋常じゃないよ…』

クルーウェル｢全く次の躾は行儀からだな。｣

私のケータイをさっと奪って

クルーウェル｢ほら、クロウリーも仔犬もこっち向け。｣

みんな撮る。

めっちゃ早くなんか文字打つ。

【A:駄犬ども！さっさと静まれ！俺の可愛い仔犬の食が進まんだろ！】

はい？

もう物理的に乗っ取られた。

写真も載ってある…

監督生(火に油……)

A『良いなぁ、もっとこういうの食べたいッ！』

｢なら俺が連れてってやるよ。｣

ん？

学園長｢おや、キングスカラー君。｣

A『レオナッ！』

｢イシダイ先生～、退けてよ～。そこオレの席～。｣

クルーウェル先生のこと？

上見たら

フロイド｢ばあ♡チンアナゴちゃ～ん、ラウンジ行こ～。今アズールが新作を試作めっちゃしてるよ。いーっぱいこういうのあるよ～。｣

いっぱい！？

学園長｢やめなさい。より低栄養になります。｣

クルーウェル｢仔犬は自分の体を労る努力をしろ。｣

何その努力。知らん。

ヴィル｢全くだわ。｣

あ。

A『お仕事は～？』

ヴィル｢終わったわ。そしたらアンタのマジカメ騒ぎ凄いから来てみたの。｣

そんな騒いでなくない？

コメントは凄いけど…