えこひいき ページ7
「お、ジャックじゃねぇか。」
「人間界にいた時も気に入ってたからもう手はつけてると思ってたけど…早すぎない⁇」
「速いもん勝ち、だよ。ジャック。」
「ジャックハート先生…‼」
「あー、エースじゃん。この子はいじめちゃダメだよ。」
そう言って軽快なステップを踏みながら瞬く間に私の後ろに立った。
「僕のお気に入りなんだからね‼」
バックハグ。
あ、ちょっともう死んでもいいかしら(((
「おいてめっ、俺のだぞ何言ってんだ」
「well,well.聞き捨てならないな。この子は美しいから美しい私のものだよ」
イケメンに取り合いされる逆ハーの気持ちを実感し、学校に遅れるなぁ…なんて考えていると。
「おい、あの猫は？」
「あれ、エースもいない。」
「お前、ムカつくんだゾ⁈」
「知らないよーだ‼」
「ふにゃ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”‼」
「んなもん矛先を変えればっ…⁈」
ジュワッ…。
「「「「「「あ」」」」」」
「よしAはそのままついて来い。何事もなかったように振る舞え。」
「アイツらは窓拭き100枚の刑に処しておけばいいよ〜。首をはねられないだけマシだねッ‼」
「いや、流石にそれは…。」
グレートセブンの1人であるハートの女王の王冠の端を焦がしたらしい。
単なる馬鹿だ。こんなの。
「…一応2人で1人なんで私も処罰受けてきます。」
「いいや、俺らも行く。」
「ほったらかした私達も悪いしね。」
「女王様に首をはねられちゃうし。」
学園長が来る3秒前
「おし、お前ら来るぞ‼」
「こらー‼…って、何していらっしゃるんですか⁈」
「こいつらがグレートセブンの石像燃やしたんすよ。」
「なんてことをッ…⁈」
「とりあえず食堂の窓全部拭くから許してよ。」
「じゃ、ジャック先生……分かりました。はぁ…。あなた達のことは本当によく分からない…。」
ま、自分のマスターヴィランズ燃やされて平気でいんだもんね。そりゃ分かんないよ。
「これぐらいじゃ僕のマスターは壊れない。あのお方はもっとワンダーだからね‼」
これこそが忠誠を誓っている手下の信念なのだろうか。
「絶対、放課後食堂に来るんだよ。」
「来なかったら、分かってるよね。」
ジャックとマルフィの満面の笑み。
こっわい。
「魔法史の成績と」
「飛行術の成績落とすから。」
「「はいっ…‼」」
うわぁぁぁ…脅迫。
「あ、Aちゃんは大丈夫、必ず満点だよ。」
「いや、グリムとの成績なので。」
「そこは変えてやる。」
これをえこひいきと呼ぶ。
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すずらん - すみません。お願いなんですが、セリフの所にキャラクターの名前書いていただきたいです (2022年11月18日 18時) (
レス) @page5 id: 49286b2531 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートソース(プロフ) - ヴィランズの手下達の担当教科や担当寮、などのまとめを書いてもらってもよろしいでしょうか？ (2021年3月23日 21時) (レス) id: a8c1fc5263 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - アルファさん» コメントありがとうございます。そ、そんな、お優しいお言葉ありがとうございます…！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。 (2020年4月22日 19時) (レス) id: 8db39e00ea (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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