第百四十一章「汚い女ですみません」 ページ40
『赤也クン・・・』
『先輩・・・』
やめろ・・・
『好きなのですよ・・・誰よりも』
『俺もっスよ・・・俺のAさん』
やめてくれよ・・
これ以上俺を傷つけないでよ・・・
『赤也クン・・・』
『先輩・・・』
『愛してます』
やめろぉーーっ!!
幸「ハッ!、はあ・・何だ夢か・・・嫌な夢を見てしまったな・・・」
幸村は机にあった写真を見た
そこには幸村とAが二人だけで写っていた
幸「・・・・はあ・・・今頃あの二人は仲良くイチャイチャしてるんだろうなあ・・・いやいやもう俺には関係ないことだ精市、気にするな俺」
その時
パサッ・・・
幸「ん?」
幸村の手元に一通の手紙が落ちた
幸「手紙・・・?」
開くと、手紙の内容はこうだった
幸「幸村精市へ、君はまだAのこと諦めてないのにそういう事言うのか?大丈夫、君ならいけるはずだ」・・・」
幸村は私服に着替え、無言で家を出た。
タタタタッ
幸「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ!」
<金井総合病院 459室>
ガラッ
貴「ん?」
幸「A!!」
貴「ゆ・・幸村クン・・でしたっけ・・・?」
幸「君に聞いてほしい事があるんだよ!」
貴「な、何でしょう」
幸「全国大会でさ!もしだけど立海が優勝したら俺と付き合って欲しいんだよ・・・!!」
貴「・・・ふふ・・・ずっと・・その言葉を待っていました。」
幸「え?」
貴「私が記憶喪失?何てそんな事ないでしょう?御免なさいね。ずっと記憶喪失の振りをしてたのです。」
幸「え!?ど、どういうこと?じゃあAはずっと覚えてたのかい?」
貴「ええまあ、仁王クンに言われたのですよ「お前と幸村の為じゃき、面白いじゃろ?」と言われたのですよ。私はそれに乗って、皆を騙してたのですよ。」
幸「じゃ、じゃあ何で赤也と・・・。」
貴「アレは私も予想外だったのですよ、正直最初の部分までは感度があるように見せかけたけどあの子は初心者なのか凄く変に感じたので最終的に蹴り飛ばしました。」
幸「そ・・そうだったのか・・・」
貴「今迄騙してて申し訳ありませんね、こういうサプライズは好きなので。」
ギュウ・・
貴「・・・幸村クン?」
幸「バカ・・・A・・・」
貴「・・・・フフッ・・・」
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y.k - ピクシーさん» 申し訳ありませんでした。ありがとうございます<m(__)m> (2013年3月19日 9時) (レス) id: 4fdfd88967 (このIDを非表示/違反報告)
ピクシー(プロフ) - y.kさん» しょうがないですねぇ・・・わかりました (2013年3月18日 23時) (レス) id: fa4dfc3d89 (このIDを非表示/違反報告)
y.k - 初めましてy.kです。メイン決めのアンケートまだいけますか?いけるんだったら、四天宝寺の白石君と同じ四天宝寺中の千歳千里君に一票をお願いします。<m(__)m> (2013年3月18日 20時) (レス) id: 4fdfd88967 (このIDを非表示/違反報告)
ピクシー(プロフ) - 優鬼魑星さん» 子蓮二=天使だからそりゃあもう抱きしめたくなりますよね!主人公が抱きつくほど子蓮二はかわいいw (2013年2月8日 16時) (レス) id: fa4dfc3d89 (このIDを非表示/違反報告)
優鬼魑星(プロフ) - 小蓮二可愛い!hshs☆抱き締めたくなるよ♪ (2013年2月8日 12時) (レス) id: 6f1439498d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピクシー x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aann/
作成日時:2013年1月31日 19時