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「姉さん、いい加減にしてください。それは自分で…」
「偉そうにするな、ほらポテチ買ってこい」
ため息を大きくつきながら外に出て、コンビニへと向かう
どーしてうちの姉さんは家でも偉い子ぶらないのだろうか
家で偉い子ぶるのは可笑しいことじゃない、そっちの方がありがたい
万年真面目くんが俺の兄さんにならねぇかな
「柊君!僕の弟になる話は考えてくれたかね!?」
…くっそめんどい奴に絡まれたんだが…………?
この流葉って奴は副会長で俺の姉さんに惚れてる奴だ
まぁ、顔を合わせるたびにこんな感じ
俺は万年真面目くんが俺の兄さんにならねぇかなと言ったが此奴は嫌だ
このまま相手していると姉さんがキレてしまう、それでは死んでしまう
こういう奴は逃げるほうがいい
これは俺の経験から分かることだ。
俺は「すいません、忙しいので」と軽く頭を下げて
コンビニへと全力ダッシュをする
流葉は「待ちたまえ!」と言ったが無視をして走り去る
コンビニに着き、後ろを見るが流葉が来る気配はない
「追いかけてこないのが幸いだな」
全力ダッシュをしたせいで上がった息を整えつつもコンビニの中へと入っていった
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流葉は姉さんが副会長の頃から惚れていた
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