クリスマスプレゼント ページ34
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照れ隠しで逃げた自分を恨みつつ、
勝手に気持ちは高まり続ける。
変態は誰よ…
1人で呟いて、反省。
そして私は何を思ったか、
作りかけの鍋に蓋をして、材料をしまった。
『 素直になってみようかな… 』
何がこんな私を大胆にさせたのか分からないけど、
リビングに行き、みっくんの肩を叩いた。
「 ん?どした?」
『 …みっくん、立って 』
「 え?ああ、何だ?」
不思議そうに私を見つつ、立ち上がるみっくん。
半纏の前紐を解き、中に手を入れてギュッとする。
「 お?何だ何だ?」
『 …何でもない 』
「 ふふ、どうした 」
私の背中に腕をまわし、ゆらゆらする。
「 鍋は?」
『 …後で 』
「 ふ〜ん、珍しい 」
みっくんは察したのか、次は?と聞いてきた。
『 …キスして 』
「 ん、」
チュッと頬に。
『 …口にして 』
「 んふ、かーわい 」
私の唇を舐めて、その後貪るように激しくなる。
『 …っ、離れ、ないで 』
「 ご要望とあらば 」
深くなっていくキスにより、脳は溶ける。
私の腰を支えていた右手は、
身体を弄りだす。
けどそこで止めるのが、みっくん。
「 …次は、何して欲しい?」
『 意地悪…っ 』
「 ほら、言え 」
『 …ベット行きたい 』
「 ん、よく言えました 」
私の口に優しくチュッとして、
お姫様抱っこをする。
「 あっついわ 」
『 さっきまで寒いって言ってたじゃん… 』
「 Aが可愛過ぎて、身体があちぃのよ 」
私を優しくベットに下ろしたみっくんは、
大きい手で私の頭を撫でてくれた。
「 ツンツンしたAも好きだけど、
たまには素直なAも良いな 」
ニヤッと笑ったみっくんは、
半纏を投げ捨て、スウェットを脱いだ。
「 Aも自分で脱ぐ?」
また意地悪く言うみっくん。
完全にスイッチを押してしまったらしい。
『 …っ、』
「 照れんなよ、素直に言え 」
『 …脱がせて 』
「 んふふ、いい子 」
終始みっくんにイジメられた私。
鍋の事など忘れて互いに求め合い、
朝まで愛し合ってしまった。
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月下香(プロフ) - clubwonderさん» コメントありがとうございます(^^) 最後は少し自分の中でも駆け足になってしまったかな、と思いましたが…完結できて良かったです!番外編書いた時には是非読んでくださると嬉しいです。 (2018年8月16日 5時) (レス) id: d026112355 (このIDを非表示/違反報告)
clubwonder(プロフ) - 完結?お疲れ様です!ただ終わってしまったー…という寂しさが。番外編楽しみです!! (2018年8月16日 4時) (レス) id: 697db724dd (このIDを非表示/違反報告)
月下香(プロフ) - cherryさん» 頑張ります!ありがとう(^^) (2018年8月15日 23時) (レス) id: d026112355 (このIDを非表示/違反報告)
cherry - 月下香さん» ありがとうございます!じゃ、今からタメにしまーす(笑)。更新頑張ってね!応援してるよん! (2018年8月12日 21時) (レス) id: 2a489f585b (このIDを非表示/違反報告)
月下香(プロフ) - cherryさん» cherryさん、コメントありがとうございます(^ ^)大好きって言ってもらえて光栄です!タメ口のお話、覚えていますよ!是非宜しくお願いしますっ (2018年8月12日 14時) (レス) id: d026112355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下香 | 作成日時:2018年8月1日 18時