怖い《スノウさんリク》 ページ11
「…っ」
《あの車まで早く歩け。》
そう言って目の前にある黒いワンボックスカーの方へ押しやられる。
きっと、あれに乗ったら終わりだ。
「…あの、少し聞いてもいいですか？」
《何だよ》
「私のこと、知ってますか？」
《さぁな》
会話を何とか伸ばして時間稼ぎをしようとするものの、会話は続くことなくすぐに途切れてしまう。
今は、彼らを信じて私も頑張らないと。
「…今から、どうなるんですか？」
《…時間稼ぎなんて無駄だよ、早く乗りな》
とうとう車の前まで来てしまい、後戻りは出来なくなった。
ドアが中から開いて、暗闇の中から他の男数名が顔を覗かせる。
微かにギラつく目と不自然につり上がっている口元がさらに恐怖を倍増させた。
《早く》
首元にナイフの冷たく鋭い歯が触れ、無意識に体が跳ねる。
猛烈な喉の乾き、鳴り止まない心臓。
「…みんな、ごめ、」
《…！！！！》
もうどう足掻いても無駄だ。
そう感じてワンボックスカーに足を踏み入れようとしたとき、後ろから鈍い音とたくさんの足音が聞こえた。
振り返ると犯人らしき男は倒れ、複数人の警官に押さえ込まれている。
続いて何人かが車に乗っているところを取り押さえられていた。
《大丈夫ですか！？お怪我は！？》
「あ、大丈夫です、」
て「A！！！！」
「てっちゃん？」
向こうから涙で顔をぐちゃぐちゃにしたてっちゃんが駆け寄ってきた。
その後ろに続いて、虫くん、りょうくん、としくん。
良かった、伝わってた…！
「ごめんなさ、い」
て「謝んなってー！！！」
虫「A偉かったよ！！なにもなくて良かった」
り「やばい、汗止まらないんだけど」
と「ほんっとに良かった……」
頑張ったね、って皆が抱き締めてくれるから、自然と我慢していた涙が溢れてくる。
《すみません、署までご同行願えますか？》
「はい」
て「ついて行ってもいいですか？」
虫「僕もお願いします」
り「じゃあ僕も」
と「僕も」
《大丈夫ですよ！》
「人が多い」
⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒
誘拐…っていうか拉致寸前になっちゃいました…( *_* )
しっかり構想を練ってから再チャレンジしたいので、スノウさん、またリクエストお願いします！！
このお話が上手く書けなかったぶん、どこかで補わせてください( ･ᴗ･̥̥̥ )
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むめ(プロフ) - さほさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます( ；∀；)まだまだ頑張るのでよろしくお願いします！！( ；∀；) (2018年3月31日 13時) (
レス) id: 31725d356a (このIDを非表示/違反報告)
さほ(プロフ) - おもしろいしなんかキュンとするしですごく良いです！！(語彙力) 同じ小説を作る者としてもすごく尊敬します(；；) (2018年3月31日 12時) (レス) id: 23ae1cebf1 (このIDを非表示/違反報告)
むめ(プロフ) - 咲夢さん» 返信遅くなっちゃって申し訳ないです｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ 私もこの作品書きながら、「やべぇ書き終わるまで寝れねぇwww」ってなってました笑 これからもどうぞ駄作者をよろしくお願いします(*´ω｀*) (2018年3月26日 1時) (レス) id: 31725d356a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - むめさん» こちらこそ楽しませていただきました、、お疲れ様でした！ (2018年3月11日 20時) (レス) id: 260c83828d (このIDを非表示/違反報告)
咲夢(プロフ) - めちゃくちゃ楽しまさせてもらいました！投稿される度に「あ､キター！」ってなってましたw4章(？)が始まったくらいに読み始めたのですが､「あ､これ寝れんわ」ってなってました！他の作品も頑張ってください！ (2018年3月11日 18時) (レス) id: e6df225607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むめ | 作成日時：2018年1月14日 17時
