たった一人の王子様だった ※悲恋 ページ31
・元チャッキーの恋人、悲恋
私は、今ジェイソンさんと居る
ジェイソンさんは子供っぽくて可愛い
「(ねぇ、A?)」
「はい??」
どうしたのかしら?
なんだか知りたそうな顔をしているわ
「(あのさ…、Aって、一応チャッキーと付き合っていたんだよね??)」
痛い所をつつかれたわ…
でも…隠すこともないからいいわよね…
「えぇ、そうよ」
「(じゃあ、何で別れたの??)」
「え??」
なんでそんな事聞くのかしら…
「(チャッキーもAもさ、一途で別れなさそうだから)」
ジェイソンくんはそう思ってくれてるのね…
嬉しいわ…少し、話してあげたくなってきたわ
「それには少し理由があるのよ
長くなるけれど、聞いてくれるかしら??」
「(うんっ!!聞きたいっ!!)」
「ありがとう」
ジェイソン君に話すことによって、
気持ちが軽くなればいいわ…なんてね…
「まずね??私はある一族の令嬢だったの…」
「(へぇ…凄いなぁ、令嬢って…)」
「そんな凄いものでは無いわよ??」
「私は自分で言うのもなんだけれど、
見た目は良かったから…」
だから…みんな見てくれなかったわ…
ありのま間の私のことを…
「お金もあって見た目も良かった為に、
本当に私を愛してくれる人なんて…
誰一人…いなかったのよ」
「(…悲しいね…)」
「えぇ…でもね?たった一人…
チャールズさんだけは…そんな私を心から愛してくれたの」
「(チャッキーが…??)」
「えぇ、そうよっ 」
チャールズさんは…
あの頃の私のたった一人の王子様だったわ…
これは実力だった、ただそれだけ ※悲恋→←その言葉は叶えられた ※ハッピーエンド?
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つばめ。 - 腐女神さん» 神じゃないです…、紙です。コメントくれてる腐女神さんが神です(確信) (2019年5月2日 1時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
腐女神 - 神か(確信) (2019年4月30日 15時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
つばめ。 - 変えました!申し訳ございませんでした (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月13日 18時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばめ。 | 作成日時:2019年4月13日 17時