これは実力だった、ただそれだけ ※悲恋 ページ32
・元チャッキーの恋人、悲恋
あの頃の私は…
誰一人信じることが出来なかったの
そりゃまぁ、顔やお金がなんだでくる男性達しかいなかったし
女性も友達になろうと来てくださったけれど…
それもお金目当てだったから…
「心から愛してくれる人なんて、この世界にはいないのかしら」
そう私は思い、毎日の様に口に出していたわ
私の家の人達も外見だけの方々だったから
自分の母は傲慢で、完璧主義の人だったし、
父は、優雅な人だったけれど、少しだけ、高慢な所が有った
姉は、俗悪で、母に似て自信家な所が有った、負けず嫌いな為
私はかなり嫌われていたわ…
愛されたいと思った
そんな時に彼に出会ったの
彼は凄く優しいし、面白い
心から私を愛してくれる人だった、
私の性格などを見ずに近寄ってくる男性達とは違い
性格を見て、私の事を愛してくれる
そんな、最愛の人に私は会えた
凄く幸せだったわ、
でも…幸せは続かないものよ
神様が見せてくれた一瞬の夢みたいな物、
私が彼と付き合っていて
楽しい時を過ごせたのもあの日が最後だった
あの人の事が好きなティファニーさんが、
私にある事を告げたの。
「 今すぐ 別れなければ、 潰す 」
と…
それだけならば私は諦めない
自分を心から愛してくれる人に初めて会えたんだもの…
でも、あの言葉で別れざるおえなかったの、
「 貴方がいるから、彼は夢を叶えられないのよ 」
その言葉が私の心に深く突き刺さったわ…
私が台無しにすることは、許されないと思っていたから
あの人は優しいから
私が言ったら
きっと…私の事を優先する
そんなのダメ…
あの人は幸せにならなきゃ行けないの…
そんな不安が押寄せる中、私は
彼の所に行って、別れを告げたの
最初は彼が別れないと言ってくれたけれど
私はどんなに言われても別れようと言ったから
彼はついに折れて別れたのよ
「それだけの話よ…」
「(でも…今ティファニーが…)」
「いいの、あの人にはやっぱりティファニーさんが似合うから」
私なんて弱い女よりも強いあの人が似合うの
「(…A…)」
「私は、恨んでもないわ…」
これは実力だった、ただそれだけの話…
引かれるのは勘弁だが、惹かれてるのは俺 ※ギャグ注意→←たった一人の王子様だった ※悲恋
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つばめ。 - 腐女神さん» 神じゃないです…、紙です。コメントくれてる腐女神さんが神です(確信) (2019年5月2日 1時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
腐女神 - 神か(確信) (2019年4月30日 15時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
つばめ。 - 変えました!申し訳ございませんでした (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月13日 18時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばめ。 | 作成日時:2019年4月13日 17時