"自由奔放"とはまさに彼女たちのことである【文スト】【転生】【合作】

君達は一体何者なんだい…？ byぽこぽん ページ5

太宰side



そんなことを考えながらパソコンに向かって2日目
珍しい三連休だからと調べ始めたが
明日で休みが終わると云うのに
一向に情報はでてこない

パソコン苦手とはいえ
此処まで出来なかったっけ、私

このままパソコンとにらめっこしてても
どうしようもないと悟った私は
最後の切り札を使うことにした

携帯を取り出し、ある人物に電話を掛ける



Prrrr…



？【一体、
こんな時間に何のようですか、太宰君】



太【やあ、安吾、元気かい？】



そう、最後の切り札とは安吾こと
ちなみに今は午前2時



安【で？
元気か聞きたい訳じゃないのでしょう

…ご用件は？】



さすが安吾だね



太【実は水姫ちゃんと皐月ちゃんについて
聞きたいことがあるのだけど】



安【大方、ハッキングしようとして
出来なかったから僕に情報提供を求めた…
違いますか？】



太【ふっ、そうだとも
安吾もなかなかやるようになったねぇ】



安【あれだけ曲者揃いの処にいれば
こうなりますよ】



あ、納得←



安【…情報を渡す件、確かに受諾しました
なのでひとつお願いがあります】



太【なんだい？】



安【皐月さんの監視役を頼みたいのです】



太【っ！？…それは、何故？】



安【実は彼女達の異能力は本人に触れない限り
太宰君でも無効化できません
むしろ太宰君でも異能力にかかります

水姫さんは喋らなければ異能力は発動しません
暴走した際も、口さえ閉じてしまえば
なんとでもなります

しかし、皐月さんは暴走したら
止めようがありません
しかも、面倒なことに幻覚の時間が長ければ
長いほど彼女の姿は消えて見えなくなります】



太【だから、暴走したりするまえに
私が皐月ちゃんに触れて異能力を
無効化しろってことかな？】



安吾も考えたな
確かに、異能力を直接皐月ちゃんに触れない限り
無効化できないのは厄介だが
皐月ちゃんの異能力を
無効化することは出来なくとも
他の人よりは自分に向く異能力の影響を
押さえることができる
そうすれば、私が皐月ちゃんを見つけ出して
異能力を無効化できる可能性が高い



太【いいとも、皐月ちゃんのこと引き受けよう】



安【そうしてくれると、ありがたいですね

やっと彼女に振り回されずに済む
あの二人が揃うと…】



電話先でぶつぶつ言い出す安吾
いろいろ大変なんだね



安【さて、情報提供の件ですが
皐月さんのみの情報になりますが
それでもよろしいですか？】



太【まあ、いいよ】

彼女の罪を知る byぽこぽん→←突撃！お昼の通り魔事件！　ｂｙ海石榴

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