【SERVAMP】アホ狐に好かれた私の気持ちを考えろ！！【椿】

心臓が口から飛び出そうなんだけどどうしてくれんの ページ19

時は流れ夜。


「じゃ、椿さん、良い夢を」


桜哉が嫌味のようにさっきの僕の画像を見せてそう言った。

なんで桜哉そんな急におぜん立てすんのさ、Aとはまあ...一緒に寝たいけどさ。


「ねえ綿貫待って！待て！ストップ！！」


「なんだよ、椿さんが一緒に寝てくれるってさ、良かったナ」


「良くねーよ！！」


A、なぜか僕の事嫌ってる。


まあ、初対面で抱きついて生足ﾊｱﾊｱいったのは謝る、謝るよ。だから僕と一緒に寝て。

お昼の内に頬ずりしとけばよかったかなあ...


「A、不埒な事は考えてないから大丈夫だよ」


「アホ狐なんぞ信用できるかッ！！」





ってずっとAが拒み続けたんだけど、

桜哉がAをかついで僕の布団の中に放り投げたらAが拒むの辞めた。


桜哉、一体どんな呪いを......


そしてなんで僕の布団に入れたの？！僕の寝るところは？！ていうかAが僕の布団の中にいるよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよ。


僕も布団の中、入って良いの...かな？


「アホ狐、廊下で寝ろ」


「鬼畜？！ねえ鬼畜なの？！」


「うるせえ」


「はい」


結局その晩は廊下で寝たよ。

だって好きな子に命令されちゃ逆らえないんだもん。(泣)

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