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きょうは ページ23

川橋side



放課後になってから、あいつ等を待ってるんだが…全然来ない。来る気配すらない。



安良岡さん、ホントにあいつらに渡したんだろうな。渡してなかったら、お前も潰すぞ…?



チッ…。もう少しだけ待ってみるか…。



*
*



………。来ない。畜生めが、渡してなかったのか!?あの女。



仕方がない。これ以上は部活に遅刻しちまう…って、もう既にしてるけど、これ以上はまずい。



俺は屋上を出ると、慌てて体育館の方へ向かった。







数十分前 仁奈side



私達は飲み物やらビブスやらを用意していた。特に後者はミニゲームとかする時にいるでしょ?だから、いつでも始められる様に…用意してるの。



よいしょ、と。あっ、そういやあいつ…まだ私達を待っているのかなぁ。馬鹿な奴だよね。



いくら待っても来ないのにさ、何十分も待つだなんて。そう思っていると、近くにいた赤司君がボソッと何か呟くのが聞こえた。



「ビブス…そうだ、今日はミニゲームからにするか…。」

いいのかなぁ→←どうせさぁ



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作者名:理依 | 作成日時:2018年3月12日 22時

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