先輩×後輩【うらたぬき】

後輩×いち ページ3

Aさいど

委員会NOW……。

なんで私が図書委員会に！？

今、担当を決めてる。
もう、余ったところでいいや！！

……浦田渉？あ！三年だ。先輩かぁ。


「坂田Aちゃん？よろしく。」

『はい……。えと、浦田渉先輩ですか？』

「うん。渉でいいよ。」

あ、思ったよりいい人だ。←

『はい！渉先輩！』

「じゃあ、早速なんだけど俺ら放課後の最後の担当だから、顧問の先生に言っといてね。」

『わかりました！5:00〜6:00ですよね！』

「うん。」

「まぁあまり来ないから遅れても大丈夫だし。」

それはどうかと思います、先輩。

「じゃあ、また後で。」

『はい！』

mine〜mine〜
A今日から委員会で、遅くなる!先に帰ってて!よろしクマ!

よしっと！

ﾋﾟﾛﾝｯ

honokaりょーかい。気をつけて帰るんだよ?

桜奈遅くなり過ぎないようにね!!危ないから!

Aうん!(^^♪

クラスが違うと不便だなぁ。

放課後

「よ！」

『あ、こんにちは！』

「ん、まだ来てないな。」

『はい、誰も来ません！』

「まぁ……三年以外部活だもんな。」

『そうですね。』

「坂田は何部？」

『私は吹奏楽部です！』

「うげ、あの先生か。よくここ来れたな。」

『まぁ私ですから！！』

ﾜｼｬ

渉先輩は私の髪をいじって
「ドヤ顔やめろ。」 と
笑いながら言った。

ｯ!

『してません！』

今の私の顔は赤く染ってるだろうな。

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