先輩×じゅうに ページ14
渉さいど
Aはチューバについてたくさん教えてくれた。
なんか凄いな。
チューバについて語っている時のAはキラキラしていた。
『先輩!分かります?!』
あ!やべ。っとー、
「んー、メロディーがあまりないこと?」
『はい!チューバだって目立ちたいのに!』
ふーん。
「それこそ、縁の下の力持ちだよな。」
『え?』
「だって、チューバがいるから低音域は成り立ってる訳で、しかも表打ちだから裏打ちとかリズムが安定する訳でしょ?」
『確かに!』
「まぁ、俺は好きだよ。」
ほんとA、好き。
『ありがとうございます!!なんか頑張ろうって思えました!』
「どういたしましてー。」
この気持ちはまだ伝えられねーや。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「あーあ。お昼休み終わりだね。」
『そうですね……。ありがとうございました!』
「こっちこそ、楽しかったよ。」
『また、放課後はよろしくお願いしますね!』
「ん!」
にしても、なんで俺に彼女がいるなんて噂が……。
おかげで誤解されそうだったし。
はぁ。
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さく - とてもよかったです!その後はなしもっとほしい! (2019年7月28日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
KURO(プロフ) - あけましておめでとうございます。今年もたくさんの作品を作っていきたいと思っています。見てくださっている読者様、今年もよろしくお願いします。 (2019年1月2日 17時) (レス) id: a17cbbbb38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KURO | 作成日時:2018年11月25日 13時