【Eeny, menny, miny, moe…？】 (ページ9)

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SixTONESさんについて調べていたらあっという間に時間が経っていたがまだお迎えに上がるまでは時間がある

ずっとパソコン見てたからつかれた

背伸びをしたのと同時にピコンと連絡が入り

〈めっちゃ巻いたからもう終わった〉

と京本さんから連絡

時計を見ると1時間も早い

お迎えに上がりますねと連絡を入れ駐車場で待っていると

朝とは違い、ヘアメイクが施された京本さんが来た

流石アイドル、暗い地下の中でもなんだか神々しかった

『これから髙地さん乗せて皆さんと合流です』

京「ん、了解」

なんて言って車を走らせたはいいが、なんせ1時間早い

どうしようかと迷っていたら

京「飯、食った？」

『え？』

京「昼飯、もう食べたの？」

話しかけられるとは思ってなくて気の抜けた返事しかできなかった

『食べてないですけど、』

京「俺も。弁当なかったから」

『コンビニかどこか寄ります？』

京「いや、普通に飯食いたい」

えっ、普通に飯って言われても

京「時間あるよね？」

『はい、1時間くらいは余裕あります』

京「じゃあ飯行こ」

と後ろから伸びてきた手にナビを操作され、目的地を入力される

飯行こって、一緒にってことなんだろうか

伸びてきた手からめちゃくちゃイイ匂いするし！

戸惑いながらもその目的地へ向かう

着いたのはラーメン屋さん

チェーン店ではなく、ひっそりと営業してそうなところ

そりゃタレント様を連れて大々的にご飯はいけないけれど、

仮にも女性を連れてくる場所かねとも思った

まぁわたしも大好物だしなんでもいいや

そもそも私も一緒に入っていいのかわからないけど

『着きましたよ』

京「ん、ありがと」

あまり好ましく思われてないだろうし本当に行っていいとのかと少し迷ったが、車の前でなんで降りてこないの？と言わんばかりの顔をされたので車を出て一緒にラーメン屋に向かう

奥のカウンター席に案内され、こってりが売りのラーメンを頼む

カウンターに2人並ぶ形なのが救い

無理に目を合わせなくて済むしあの綺麗な顔に惑わされることもない